特許
J-GLOBAL ID:200903044284470373

ブレーキバルブ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 嶋 宣之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-097456
公開番号(公開出願番号):特開平9-264352
出願日: 1996年03月27日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【課題】 本来のリリーフ設定圧まで徐々に上昇させて、ブレーキ時のショックを十分に緩和することのできるブレーキバルブ装置を提供することである。【解決手段】 フリーピストン10の他端を臨ませた第2室9bと低圧側となるメイン通路3との連通過程に、フリーピストン10の第2室9bへのストロークに応じて開度を小さくする絞り弁機構を設け、しかも、この絞り弁機構を設けた経路とは別の経路で、第2室9bを低圧側となるメイン通路3に連通するとともに、この連通過程に、第2室側9bへの流体の流れのみを許容するチェック弁機構を設けている。
請求項(抜粋):
アクチュエータに接続する一対のメイン通路のうち、ブレーキ時に高圧側となるメイン通路の圧力流体が導かれる圧力室と、この圧力室の圧力流体がオリフィスを介して導かれるスプリング室と、圧力室側における受圧面積をスプリング室側における受圧面積よりも大きくしたポペット部材と、上記スプリング室に設け、ポペット部材をシート面に着座させるよう弾性力を付与するスプリングとからなり、圧力室の圧力がリリーフ設定圧に達すると、ポペット部材がシート面から離れ、その圧力流体を低圧側となるメイン通路に逃す構成としたリリーフバルブを備え、しかも、フリーピストンを摺動自在に組み込んだ調整室を設けるとともに、このフリーピストンの一端を臨ませた第1室を上記リリーフバルブのスプリング室に連通させ、かつ、他端を臨ませた第2室を低圧側となるメイン通路に連通させてなるブレーキバルブ装置において、上記第2室と低圧側となるメイン通路との連通過程に、フリーピストンの第2室側へのストロークに応じて開度を小さくする絞り弁機構を設け、しかも、この絞り弁機構を設けた経路とは別の経路で、第2室を低圧側となるメイン通路に連通するとともに、この連通過程に、第2室側への流体の流れのみを許容するチェック弁機構を設けたことを特徴とするブレーキバルブ装置。
IPC (3件):
F16D 65/32 ,  F15B 11/00 ,  F16K 17/02
FI (3件):
F16D 65/32 Z ,  F16K 17/02 A ,  F15B 11/00 R
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • リリーフ弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-223360   出願人:カヤバ工業株式会社

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