特許
J-GLOBAL ID:200903044286032713

書込み時間の短い電気泳動表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-507639
公開番号(公開出願番号):特表平9-504618
出願日: 1994年08月15日
公開日(公表日): 1997年05月06日
要約:
【要約】おのおのが画像を表す交差するグリッド・ライン(16)と陰極ライン(14)とを選択的に付勢することにより、およびこれらのラインの間の電圧を変えて懸濁している顔料粒子を陽極(20)に向けて移動させおよび付勢された画素から離れるように移動させることにより、画像を表示することができる電気泳動表示装置(10)が得られる。画像を表すグリッド・ライン(16)と陰極ライン(14)との選定された交差点が固定された時間間隔の期間中1組の電圧で付勢され、それにより、これらの交差点の上に画像が表示される。選定された時間間隔は、顔料粒子を画素から完全に除去すのに必要な時間間隔よりも短く、そして少なくとも1回は電圧の前記組で画素の少なくともいくつかを再書込みすることにより、画像が順次に増強される。このことにより、読み出し可能な画像をさらに急速に作成することができ、そしてまた、その後の付勢時間間隔の期間中、付加的な顔料粒子が選定された交差点から移動するので、黒化度の順次に大きい画素を得ることができる。
請求項(抜粋):
書込みモードにおいて電気泳動表示装置を駆動するための装置であって、前記表示装置が複数個の導電体陰極ラインから絶縁された複数個の導電体グリッド・ラインを有しおよび前記グリッド・ラインと前記陰極ラインがX-Yマトリックスを形成するように相互に垂直に配置された形式の表示装置であり、かつ前記表示装置が陽極電極を有しかつ前記陽極電極と前記ラインとの間に収納された懸濁液の中に少なくとも1つのカラーの顔料の粒子を含有する絶縁体流体を有し、かつおのおのが1つの画素を表す交差するグリッド・ラインおよび前記陰極ラインを前記表示装置が選択的に呼び出すことによりおよび選定された交差点のおのおのに対し前記粒子が前記陽極に移動するように前記ラインの間のバイアスを変えることにより画像を表示することができ、かつ 画素を表すグリッド・ラインと陰極ラインとの選定された交差点を固定された時間間隔の間1組の電圧で付勢するための装置であって、この付勢により画像が表示装置の上に表示され、かつ前記時間間隔が前記画素から前記顔料粒子を完全に除去するのに必要な時間よりは短く、かつ少なくとも1回は電圧の前記組で前記選定された交差点の少なくともいくつかを再書込みすることにより前記画像を順次に増強するのに適合した、前記付勢するための装置を有する、書込みモードにおいて電気泳動表示装置を駆動するための装置。
IPC (2件):
G09G 3/34 ,  G02F 1/167
FI (2件):
G09G 3/34 C ,  G02F 1/167

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