特許
J-GLOBAL ID:200903044287124743

高耐熱強度アルミニウム合金の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-293229
公開番号(公開出願番号):特開平6-145921
出願日: 1992年10月30日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】【目的】 急冷凝固アルミニウム粉末を熱間鍛造法により成形固化する際、その固化工程での熱履歴を最適化することで高耐熱強度アルミニウム合金を効率よく、かつ経済的に製造する。【構成】 鉄を4重量%以上12重量%以下含有し、残部が不可避的不純物である急冷凝固アルミニウム合金粉末を準備する。急冷凝固アルミニウム合金粉末を常温以上300°C以下の温度で予備成形することにより粉末成形体を得る。粉末成形体を450°C以上540°C以下の鍛造温度に昇温する。金属間化合物として安定相である。Al3 Feと、準安定相であるAl13Fe4 およびAl6 Feとが形成され、かつX線回折法における回折X線強度の比較において準安定相と安定相とが5:5〜8:2の割合で存在するように鍛造温度で6分以上20分以下の間、保持した状態で粉末成形体を鍛造する。
請求項(抜粋):
鉄を4重量%以上12重量%以下含有し、残部が不可避的不純物である急冷凝固アルミニウム合金粉末を準備する工程と、前記急冷凝固アルミニウム合金粉末を常温以上300°C以下の温度で予備成形することにより粉末成形体を得る工程と、前記粉末成形体を450°C以上540°C以下の鍛造温度に昇温する工程と、金属間化合物として安定相であるAl3 Feと、準安定相であるAl13Fe4およびAl6 Feとが形成され、かつX線回折法における回折X線強度の比較において前記準安定相と前記安定相とが5:5〜8:2の割合で存在するように、前記鍛造温度で6分以上20分以下の間、保持した状態で前記粉末成形体を鍛造する工程とを備えた、高耐熱強度アルミニウム合金の製造方法。
IPC (4件):
C22F 1/04 ,  B21J 5/00 ,  B22F 3/02 101 ,  C22C 21/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-060265
  • 特開昭63-060265

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