特許
J-GLOBAL ID:200903044289294166

クロスコンパウンド・ターボファン

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-127955
公開番号(公開出願番号):特開平7-301150
出願日: 1994年05月06日
公開日(公表日): 1995年11月14日
要約:
【要約】【目的】 SST推進用2軸低バイパス比ターボファンをクロスコンパウンド型式にする事により,離陸時の平均ジェット排気速度を低下させ,同時に離陸時のSFCを改善して,SSTのジェット騒音低減と燃料消費率の軽減を両立させる。【構成】 2軸低バイパス比ターボファンの2つの軸を歯車列により互いに交差させ,低圧タービンで圧縮機を駆動し,高圧タービンを歯車列で減速してファンを駆動し,低圧タービン入口に可変静翼を設け,離陸時に該可変静翼を開く事により流量を増し,流量のマッチングを図ると同時に,部分負荷に於いてタービン入口温度の低下,圧縮比の上昇,タービン全膨張比の増大をもたらすクロスコンパウンドの部分負荷特性を引き出す事を特徴とする。
請求項(抜粋):
超音速機の推進エンジンである2軸低バイパス比ターボファンに於いて,同心上にある2つの軸を圧縮機とタービンの中間で二分し,歯車列(G)により内径軸と外径軸を互いに交差させ,低圧タービン(LPT)で高圧圧縮機(HPC)を駆動し,高圧タービン(HPT)の回転数を歯車列(G)により減速し,該高圧タービン(HPT)でファン(F)を駆動して,低圧タービン(LPT)の入口に可変静翼(VG)を設け,部分負荷である離陸時に該可変静翼(VG)を開き大流量化する事によって流量のマッチングを図ると同時に,タービン入口温度の低下,圧縮比の上昇,タービン全膨張比の増大の三つの相互作用をもたらすクロスコンパウンドの部分負荷特性を引き出す事を特徴とするクロスコンパウンド・ターボファン。
IPC (4件):
F02K 3/06 ,  F02C 3/107 ,  F02C 7/36 ,  F02C 9/20

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