特許
J-GLOBAL ID:200903044303197225
住戸監視制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
武 顕次郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-092548
公開番号(公開出願番号):特開平10-283585
出願日: 1997年04月10日
公開日(公表日): 1998年10月23日
要約:
【要約】【課題】 住戸で発生する事象の監視制御を行う住戸監視制御装置に関し、留守中の住戸を訪れた宅配業者から直に宅配物を受け取れるようにする。【解決手段】 不在応答モードのとき、宅配業者が呼出し操作を行うと、この操作に対応する呼出し信号が中央制御装置1からローカル通信部13を介して携帯端末装置12に伝えられる。住人は、携帯端末装置12から応答して宅配業者と会話をした後、携帯端末操作キー12dを操作して外扉施錠装置8a,内扉施錠装置8bに遠隔指示を与える。これに応じて内扉D2が施錠、外扉D1が解錠されると、宅配業者は住戸内に入って持参した宅配物を置き、捺印装置11aから配達伝票に認印の捺印を受ける。そして、新たな宅配物があれば、これを回収して発送依頼を受ける。宅配作業を完了した宅配業者が住戸の外へ出ると、再び住人が携帯端末操作キー12dを操作して遠隔指示を与え、住戸の外扉D1を施錠する。
請求項(抜粋):
住戸内に設けられる機器類の制御を行う中央制御装置と、前記住戸で生じた異常発生を検出する異常検出センサと、前記異常発生に応じた警報表示を行う警報表示部と、所定の通信部を介して前記中央制御装置から伝達される前記異常発生を監視するとともに前記中央制御装置に遠隔指示を伝達する監視センタとを備えた住戸監視制御装置において、前記住戸の外に設けた所定のインターホン送受器に前記住戸を訪れた外来者が行う呼出し操作に応じて前記中央制御装置に接続されるインターホン装置と、前記中央制御装置の制御にしたがって前記住戸の内と外を仕切る外扉を施錠する外扉施錠手段と、前記外扉の近辺を撮影した映像を前記中央制御装置に伝達する監視手段と、前記外来者が前記呼出し操作を行ったときのこの外来者に対する応答モードを、前記住戸の内部に設けた別のインターホン送受器を介して応答する在宅応答モード及び前記住戸の外部から応答する不在応答モードのいずれか一方にあらかじめ切り替える切替手段と、前記外扉の近辺に設置され、前記中央制御装置の制御にしたがって前記外来者に対する所定の受領手続きを自動的に行う受領装置とを備え、前記切替手段により前記不在応答モードに切り替えられているときに前記外来者が前記インターホン送受器に前記呼出し操作を行ったとき、前記中央制御装置は、この操作に応じてインターホンから出力される信号を前記通信部を介して前記監視センタへ通話可能に接続するとともに、前記中央制御装置は、前記監視センタからの遠隔指示による前記外扉施錠手段の制御を可能とすることを特徴とする住戸監視制御装置。
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