特許
J-GLOBAL ID:200903044313252852

海水循環防波堤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-319350
公開番号(公開出願番号):特開2001-336133
出願日: 2000年10月19日
公開日(公表日): 2001年12月07日
要約:
【要約】【課題】 防波堤の内海側と外海側の海水が円滑に循環できるようにし、外海から打寄せる波浪を消波するとともに、内海側には側面から反射されてくる波浪も消波できるようにした防波堤構造体を提供することである。【解決手段】 平面となる捨石基壇11の上面に、多数個の垂直隔壁13を立てて設けた防波堤の下端部12を設置して防波堤WBの下部構造10を構成する。垂直隔壁13の上端部には前面壁体3と背面壁体5を設ける。前面壁体3には多数段の突出部2が形成され、これらの間には海水通水孔4が設けられる。背面壁体5には多数列の突出部2aが設けられる。突出部2aの各々の間には多数の海水通水孔4aが設けられる。前面壁体3と背面壁体5との間の空間は壁体下部6で密閉される。壁体下部6の前・後端部に前・後隔壁7と7aを立てて設けることによって上部構造1を構成する。
請求項(抜粋):
内海の静穏とともに、内・外海の海水が円滑に循環される海水循環防波堤(WB)であって、平面となる捨石基壇(11)の上面に、多数個の垂直隔壁(13)を立てて設けた防波堤の下端部(12)を設置して防波堤(WB)の下部構造(10)を構成し、前記垂直隔壁(13)の上端部には四角形壁体を設け、この四角形壁体は前面壁体(3)と背面壁体(5)とを含み、前記前面壁体(3)には水平方向に延在する多数段の突出部(2)が形成され、この多数段の突出部(2)の間には海水通水孔(4)が設けられ、前記背面壁体(5)には垂直方向に延在する多数列の突出部(2a)が設けられ、この突出部(2a)の各々の間には多数の海水通水孔(4a)が設けられ、前記前面壁体(3)と前記背面壁体(5)との間の空間は、壁体下部(6)で密閉され、この壁体下部(6)の前・後端部に前・後隔壁(7)(7a)を立てて設けることによって上部構造(1)を構成し、前記前・後隔壁(7)(7a)の各々の前面には多数個の海水通水孔(4b)(4c)が垂直方向に並んで設けられ、前記前・後隔壁(7)(7a)と前記壁体下部(6)との間の空間には捨石を充填してなる、海水循環防波堤。
Fターム (1件):
2D018BA12

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