特許
J-GLOBAL ID:200903044319802242
積層不織布及びその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-092105
公開番号(公開出願番号):特開平9-279464
出願日: 1996年04月15日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】 紡出糸条の冷却性及び可紡性、延伸性に優れ、良好な生分解性能を有するとともにその制御が可能であり、吸湿性、吸水性に富み、さらに実使用に耐えうるだけの充分な強力を有する積層不織布を提供する。【解決手段】 生分解性脂肪族ポリエステルからなる高融点成分1と低融点成分2とを用い、繊維横断面において、高融点成分1および低融点成分2が、繊維横断面の中心から周方向の一定範囲ずつを交互に占め、それぞれ均等な面積を有するセグメントに分割されており、前記両成分が繊維軸方向に連続するとともに繊維表面に露出するような中実交互型複合繊維を溶融複合紡糸し、次いで延伸し、機械捲縮を付与した後に所定長に切断し、さらにカーディングすることにより短繊維ウエブを形成し、さらに天然繊維ウエブを積層し、加圧液体流処理を施して両ウエブの構成繊維を三次元交絡させて一体化し、積層不織布を得る。
請求項(抜粋):
複合短繊維からなる短繊維ウエブと天然繊維からなる天然繊維ウエブとが積層され三次元交絡により一体化されており、前記複合短繊維が生分解性を有する第1の脂肪族ポリエステルからなる高融点成分とこの高融点成分よりも融点の低い生分解性を有する第2の脂肪族ポリエステルからなる低融点成分とから形成される中実交互型複合短繊維であり、この中実交互型複合短繊維の繊維横断面において、高融点成分および低融点成分が繊維横断面の中心から周方向の一定範囲ずつを交互に占め、かつ前記両成分が繊維横断面においてそれぞれ均等な面積を有するセグメントに分割されており、しかも高融点成分および低融点成分が繊維軸方向に連続するとともに繊維表面に露出していることを特徴とする積層不織布。
IPC (6件):
D04H 5/00
, B32B 27/02
, D01D 5/34
, D01F 8/14
, D04H 1/24
, D04H 5/06
FI (6件):
D04H 5/00 Z
, B32B 27/02
, D01D 5/34
, D01F 8/14 Z
, D04H 1/24
, D04H 5/06
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