特許
J-GLOBAL ID:200903044322005191

蛍リン光体スクリーン、その製造方法および蛍リン光体スクリーンを製造するための蛍リン光体粉を製造する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福村 直樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-277353
公開番号(公開出願番号):特開平10-245551
出願日: 1997年10月09日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】高解像度リン光体スクリーンを製造するためのリン光体粉末およびリン光体スクリーンを提供する。【解決手段】リン光体スクリーンは、基板、赤外吸収層、これに塗布されたリン光体層を有し、リン光体層は最も長い軸で測定したときに、粉末中の相当量の粒子が0より大きく5ミクロン未満のリン光体粉末を有し、リン光体粉末はリン光体組成物を調製し、焼結してインゴットを形成し、磨砕してその相当量の粒子が0より大きく5ミクロン未満の粉末を形成し、不活性雰囲気下、約 500°C〜 550°Cの温度で得られた粉末を再活性化し、粉末と非反応性有機溶媒との懸濁液を調製し、再活性化の間に部分的に融合した粉末の粒子を分離し、懸濁液中の粉末の大きな塊を粉砕するために懸濁液を混合し、部分的に非反応性無機溶媒と粉末とを分離するために懸濁液をデカントし、粉末を乾燥してリン光体粉末を形成する。
請求項(抜粋):
(a) 硫化ストロンチウム基材、サマリウム源を有する第一ドーパント、セリウム源を有する第二ドーパントおよび少なくとも一種の溶融可能な塩を有する組成物を調製し、(b) 硫化ストロンチウムと溶融塩との前記組み合わせが、ドープされた硫化ストロンチウムがリン光体となるのに十分な量を前記第一および第二ドーパントが前記硫化ストロンチウムにドープするのを可能にさせるのに十分な温度まで不活性雰囲気下で前記組成物を加熱し、(c) 前記リン光体が少なくとも一種のインゴットに焼結するのに十分な程度まで前記リン光体を冷却し、(d) 実質的に汚染のない方法で前記リン光体インゴットを細分化して、最も長い軸で測定したときに、粒子サイズが0より大きく5ミクロン未満である相当量の粒子を有する少なくとも部分的に脱活性化されたリン光体粉末を形成し、(e) 前記リン光体を再活性化し、前記粉末の粒子を少なくとも部分的に塊状にしてより大きな粒子とするのに十分な時間、不活性雰囲気下、約 550°Cまでの温度で前記粉末を加熱し、(f) 前記塊状になった粒子を粉砕して、最も長い軸で測定したときに、粒子サイズが0より大きく5ミクロン未満である粒子を有する再活性化された粉末を再構成し、(g) 前記0〜5ミクロン未満である再活性化された粒子の少なくとも相当部分を回収する、赤外線放射で走査して像を形成することの可能な高解像度リン光体スクリーンを製造するためのリン光体粉末の調整方法。
IPC (2件):
C09K 11/56 CPC ,  G21K 4/00
FI (2件):
C09K 11/56 CPC ,  G21K 4/00 M

前のページに戻る