特許
J-GLOBAL ID:200903044322880122

欠相センサー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 長七 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-159493
公開番号(公開出願番号):特開平5-184057
出願日: 1983年02月28日
公開日(公表日): 1993年07月23日
要約:
【要約】【目的】ダイオードのブレークオーバー電圧を超えるサージ電圧が印加されたとしても、ダイオードの破損を少なくできる欠相センサーを得るにある。【構成】逆方向に直列接続したダイオードD1、D2は交流配電線のR、T相の電源線間に介在している。これらのダイオードD1、D2の共通接続点は欠相検出用の抵抗R1、R2を介して交流配電線の中性線Nに接続している。サイリスタSCRはダイオードD1に対して通電方向を逆にして並列接続してあり、抵抗R1に発生する電圧が平常時の電圧値より高い電圧に設定した所定電圧を超えた時にオンする。トリップコイルTCはダイオードD1と、R相の電源線との間に介在する。トリップコイルTCはサージ電圧が印加されたときに高インピーダンス素子として作用して逆方向に直列接続したダイオードD1に大きな電流が流れるのを抑制する。
請求項(抜粋):
単相3線式の交流配電線の電源線間に、逆方向に直列接続したダイオードを介在させると共に、このダイオードの共通接続点を欠相検出用の抵抗を介して前記交流配電線の中性線に接続し、前記欠相検出用の抵抗にダイオードを介してコンデンサを並列接続し、このコンデンサに、平常時の検出電圧値より高く欠相時の検出電圧値よりも低いツエナー電圧を有するツエナーダイオードと抵抗との第1の直列回路と、この第1の直列回路の抵抗に発生する電圧に応答して駆動されるPUTと抵抗との第2の直列回路とを並列接続し、この第2の直列回路の抵抗に発生する電圧に応答して駆動されるサイリスタを前記配電線に介装された主接点を開極するトリップコイルを介して前記配電線に接続したことを特徴とする欠相センサー。
IPC (2件):
H02H 3/32 ,  H02H 9/04

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