特許
J-GLOBAL ID:200903044325975841
雰囲気制御能が優れた焼鈍方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
矢葺 知之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-160410
公開番号(公開出願番号):特開平8-027515
出願日: 1994年07月12日
公開日(公表日): 1996年01月30日
要約:
【要約】【目的】 鋼板等の金属を窒化処理する焼鈍炉において、炉内が還元性雰囲気となり、電気ヒーターの金属表面が還元され、NH3 の分解を促進することを防止することによりNH3 の分解が経時的に変化し、鋼板の窒化量が変動することを抑制する。【構成】 鋼板等の金属を窒化するFe,Cr,Ni合金の電気ヒーターを使用した焼鈍炉において、窒化中の炉内の雰囲気ガスの酸化度を2×10-2≧(PH2 O/PH2 )≧3×10-3の範囲とする。【効果】 窒化処理時における炉内のNH3 濃度の変化もなく、かつ鋼板窒化量の経時的な変化もない、常に安定した品質特性をもつ鋼板を得た。
請求項(抜粋):
鋼塊、薄板等の金属を窒化する焼鈍炉でNiとCrとFeの合金からなる電気ヒーターを用いて焼鈍するに際し、窒化中の炉内の雰囲気ガスの酸化度を0.02≧(PH2 O/PH2 )≧0.003の範囲とすることを特徴とする雰囲気制御性が優れた焼鈍方法。
IPC (5件):
C21D 1/76
, C21D 1/26
, C21D 1/74
, C21D 9/56 101
, C23C 8/26
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