特許
J-GLOBAL ID:200903044326898310

逆量子化方法および画像データ復元装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 史旺
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-186389
公開番号(公開出願番号):特開平5-056270
出願日: 1991年07月25日
公開日(公表日): 1993年03月05日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、直交変換方式による符号データから原画像を復元する際の逆量子化方法に関し、連続する2つのブロックそれぞれの量子化係数行列における有効係数の分布を考慮して、無駄な初期化処理の削減することを目的とする。【構成】 直交変換符号化方式による符号データを復号して得られる量子化係数から係数行列を得る逆量子化方法において、各ブロックとその前のブロックとにそれぞれ対応する量子化係数行列において、零以外の値を有する有効係数の分布の違いを判別し、各ブロックに対応する量子化係数行列に含まれる有効係数にそれぞれに対応する量子化閾値を乗じて選択的に逆量子化し、得られた逆量子化結果を有効係数アドレスに応じてそれぞれ保持するとともに、前のブロックとの有効係数の分布の違いに応じて、該当するアドレスに対する初期化処理を行って、各ブロックに対応する係数行列を復元する。
請求項(抜粋):
原画像をそれぞれが複数の画素からなるブロックごとに直交変換し、変換係数からなる係数行列の各成分を対応する量子化閾値で量子化して得られる量子化係数行列を符号化する直交変換符号化方式による符号データから前記原画像を復元する際に、前記符号データを復号して得られる量子化係数から係数行列を得る逆量子化方法において、各ブロックとその前のブロックとにそれぞれ対応する量子化係数行列において、零以外の値を有する有効係数の分布の違いを判別し、各ブロックに対応する量子化係数行列に含まれる有効係数にそれぞれに対応する量子化閾値を乗じて選択的に逆量子化し、前記有効係数の前記量子化係数行列における位置を示す有効係数アドレスに応じて、得られた逆量子化結果をそれぞれ保持するとともに、前のブロックとの有効係数の分布の違いに応じて、該当するアドレスに対する初期化処理を行って、各ブロックに対応する係数行列を復元することを特徴とする逆量子化方法。
IPC (4件):
H04N 1/41 ,  G06F 15/66 330 ,  H03M 7/30 ,  H04N 7/133

前のページに戻る