特許
J-GLOBAL ID:200903044326965270

3-アリール-ベンゾフラノンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-555886
公開番号(公開出願番号):特表2002-518493
出願日: 1999年06月15日
公開日(公表日): 2002年06月25日
要約:
【要約】【解決手段】 次式I【化1】(式中、一般記号は請求項1に定義された通りである。)で表される化合物の製造方法であって、触媒の存在下、次式V【化2】(式中、一般記号は請求項1に定義された通りである。)で表される化合物を一酸化炭素と反応させることからなる方法。
請求項(抜粋):
次式I【化1】〔式中、nが1である場合、R1は、ナフチル基、フェナントリル基、アントリル基、5,6,7,8-テトラヒドロ-2-ナフチル基、チエニル基、ベンゾ[b]チエニル基、ナフト[2,3-b]チエニル基、チアントレニル基、フリル基、ベンゾフリル基、イソベンゾフリル基、ジベンゾフリル基、キサントエニル基、フェノキサチイニル基、ピロリル基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、インドリジニル基、イソインドリル基、インドリル基、インダゾリル基、プリニル基、キノリジニル基、イソキノリル基、キノリル基、フタラジニル基、ナフチリジニル基、キノキサリニル基、キナゾリニル基、シンノリニル基、プテリジニル基、カルバゾリル基、β-カルボリニル基、フェナントリジニル基、アクリジニル基、ペリミジニル基、フェナントロリニル基、フェナジニル基、イソチアゾリル基、フェノチアジニル基、イソクサゾリル基、フラザニル基、ビフェニル基、ターフェニル基、フルオレニル基またはフェノキサジニル基であって、それぞれ未置換であるか、またはフッ素原子、ヒドロキシ基、炭素原子数1ないし18のアルキル基、炭素原子数1ないし18のアルコキシ基、炭素原子数1ないし18のアルキルチオ基、ジ(炭素原子数1ないし4のアルキル)アミノ基、フェニル基、ベンジル基、ベンゾイル基もしくはベンゾイルオキシ基により置換されたものを表わすか、またはR1は次式IIまたはIII【化2】で表される基を表わし、nが2である場合、R1は、それぞれ未置換であるか、または炭素原子数1ないし4のアルキル基もしくはフッ素原子により置換されたフェニレン基またはナフチレン基を表わすか、あるいは-R6-X-R7-を表わし、R2、R3、R4およびR5は、それぞれ互いに独立して水素原子、フッ素原子、ヒドロキシ基、炭素原子数1ないし25のアルキル基、炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基、未置換の、もしくは炭素原子数1ないし4のアルキル-置換フェニル基、未置換の、もしくは炭素原子数1ないし4のアルキル-置換炭素原子数5ないし8のシクロアルキル基;炭素原子数1ないし18のアルコキシ基、炭素原子数1ないし18のアルキルチオ基、炭素原子数1ないし4のアルキルアミノ基、ジ(炭素原子数1ないし4のアルキル)アミノ基、炭素原子数1ないし25のアルカノイルオキシ基、炭素原子数1ないし25のアルカノイルアミノ基;酸素原子、イオウ原子、または>N-R8により中断された炭素原子数3ないし25のアルカノイルオキシ基;炭素原子数6ないし9のシクロアルキルカルボニルオキシ基、ベンゾイルオキシ基もしくは炭素原子数1ないし12のアルキル-置換ベンゾイルオキシ基を表わすか、または更に、基R2およびR3もしくは基R3およびR4もしくは基R4およびR5は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、ベンゾ環を形成し、R4は付加的に-(CH2)p-COR9または-(CH2)qOHを表わすか、またはR3およびR5が水素原子を表わす場合、R4は付加的に次式IV【化3】(式中、R1は、nが1である場合について上記に定義された通りである。)で表される基を表わし、R6およびR7は、それぞれ互いに独立して、それぞれ未置換であるか、または炭素原子数1ないし4のアルキル基により置換されたフェニレン基またはナフチレン基を表わし、R8は、炭素原子数1ないし8のアルキル基を表し、R9はヒドロキシ基、【化4】炭素原子数1ないし18のアルコキシ基または【化5】を表し、R10およびR11は、それぞれ互いに独立して、水素原子、CF3、炭素原子数1ないし12のアルキル基またはフェニル基を表わすか、あるいはR10およびR11は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、未置換の、もしくは炭素原子数1ないし4のアルキル基1ないし3個により置換された炭素原子数5ないし8のシクロアルキリデン環を形成し;R12およびR13は、それぞれ互いに独立して水素原子または炭素原子数1ないし18のアルキル基を表し、R14は水素原子または炭素原子数1ないし18のアルキル基を表わし、R19、R20、R21、R22およびR23は、それぞれ互いに独立して水素原子、フッ素原子、ヒドロキシ基、炭素原子数1ないし25のアルキル基;酸素原子、イオウ原子または>N-R8により中断された炭素原子数2ないし25のアルキル基;炭素原子数1ないし25のアルコキシ基;酸素原子、イオウ原子または>N-R8により中断された炭素原子数2ないし25のアルコキシ基;炭素原子数1ないし25のアルキルチオ基、炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基、炭素原子数7ないし9のフェニルアルコキシ基、未置換の、もしくは炭素原子数1ないし4のアルキル-置換フェニル基;未置換の、もしくは炭素原子数1ないし4のアルキル-置換フェノキシ基;未置換の、もしくは炭素原子数1ないし4のアルキル-置換炭素原子数5ないし8のシクロアルキル基;未置換の、もしくは炭素原子数1ないし4のアルキル-置換炭素原子数5ないし8のシクロアルコキシ基;ジ(炭素原子数1ないし4のアルキル)アミノ基、炭素原子数1ないし25のアルカノイル基;酸素原子、イオウ原子または>N-R8により中断された炭素原子数3ないし25のアルカノイル基;炭素原子数1ないし25のアルカノイルオキシ基;酸素原子、イオウ原子または>N-R8により中断された炭素原子数3ないし25のアルカノイルオキシ基;炭素原子数1ないし25のアルカノイルアミノ基、炭素原子数6ないし9のシクロアルキルカルボニル基、炭素原子数6ないし9のシクロアルキルカルボニルオキシ基、ベンゾイル基または炭素原子数1ないし12のアルキル-置換ベンゾイル基;ベンゾイルオキシ基または炭素原子数1ないし12のアルキル-置換ベンゾイルオキシ基;【化6】を表わし、R24は、水素原子、炭素原子数1ないし4のアルキル基、または未置換の、もしくは炭素原子数1ないし4のアルキル-置換フェニル基を表し、R25およびR26は、水素原子、炭素原子数1ないし4のアルキル基またはフェニル基を表わすが、ただし基R25およびR26の少なくとも一方は水素原子を表わし、R27およびR28は、それぞれ互いに独立して、水素原子、炭素原子数1ないし4のアルキル基またはフェニル基を表わし、R29は水素原子または炭素原子数1ないし4のアルキル基を表わし、R30は水素原子、未置換の、もしくは炭素原子数1ないし4のアルキル-置換フェニル基;炭素原子数1ないし25のアルキル基;酸素原子、イオウ原子または>N-R8により中断された炭素原子数2ないし25のアルキル基;未置換の、もしくはフェニル基において炭素原子数1ないし4のアルキル基1ないし3個により置換された炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基;酸素原子、イオウ原子または>N-R8により中断され、未置換の、もしくはフェニル基において炭素原子数1ないし4のアルキル基1ないし3個により置換された炭素原子数7ないし25のフェニルアルキル基を表わし、R31は水素原子または炭素原子数1ないし4のアルキル基を表わし、R32は水素原子、炭素原子数1ないし25のアルカノイル基;酸素原子、イオウ原子または>N-R8により中断された炭素原子数3ないし25のアルカノイル基;ジ(炭素原子数1ないし6のアルキル)ホスホネート基により置換された炭素原子数2ないし25のアルカノイル基;炭素原子数6ないし9のシクロアルキルカルボニル基、テノイル基、フロイル基、ベンゾイル基もしくは炭素原子数1ないし12のアルキル-置換ベンゾイル基;【化7】を表わし、R33は水素原子または炭素原子数1ないし8のアルキル基を表わし;R34は直接結合、炭素原子数1ないし18のアルキレン基;酸素原子、イオウ原子または>N-R8により中断された炭素原子数2ないし18のアルキレン基;炭素原子数2ないし20のアルキリデン基、炭素原子数7ないし20のフェニルアルキリデン基、炭素原子数5ないし8のシクロアルキレン基、炭素原子数7ないし8のビシクロアルキレン基、未置換の、もしくは炭素原子数1ないし4のアルキル-置換フェニレン基、【化8】を表わし、R35はヒドロキシ基、【化9】炭素原子数1ないし18のアルコキシ基または【化10】を表わし、R36は酸素原子、-NH-または【化11】を表わし、R37は炭素原子数1ないし18のアルキル基またはフェニル基を表わし、Mはr価の金属カチオンを表わし、Xは直接結合、酸素原子、イオウ原子または-NR14-を表わし、nは1または2であり、pは0、1または2であり、qは1、2、3、4、5または6であり、rは1、2または3であり、そしてsは0、1または2である。〕で表わされる化合物の製造方法であって、次式V【化12】〔式中、R1およびnは上記に定義された通りであり、R2、R3、R4’およびR5は、それぞれ互いに独立して水素原子、フッ素原子、ヒドロキシ基、炭素原子数1ないし25のアルキル基、炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基、未置換の、もしくは炭素原子数1ないし4のアルキル-置換フェニル基、未置換の、もしくは炭素原子数1ないし4のアルキル-置換炭素原子数5ないし8のシクロアルキル基;炭素原子数1ないし18のアルコキシ基、炭素原子数1ないし18のアルキルチオ基、炭素原子数1ないし4のアルキルアミノ基、ジ(炭素原子数1ないし4のアルキル)アミノ基、炭素原子数1ないし25のアルカノイルオキシ基、炭素原子数1ないし25のアルカノイルアミノ基;酸素原子、イオウ原子または>N-R8により中断された炭素原子数3ないし25のアルカノイルオキシ基;炭素原子数6ないし9のシクロアルキルカルボニルオキシ基、ベンゾイルオキシ基または炭素原子数1ないし12のアルキル-置換ベンゾイルオキシ基を表わすか、または更に基R2およびR3もしくは基R3およびR’4もしくは基R’4およびR5は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、ベンゾ環を形成し、R’4は付加的に-(CH2)p-COR9または-(CH2)qOHを表わすか、またはR3およびR5は水素原子を表わす場合、R’4は付加的に次式VI【化13】(式中、R1は、nが1である場合について上記に定義された通りである。)で表される基を表わす。〕で表される化合物を触媒の存在下で一酸化炭素と反応させることからなる方法。
IPC (3件):
C07D307/83 ,  C07B 61/00 300 ,  C07C 49/683
FI (3件):
C07D307/83 ,  C07B 61/00 300 ,  C07C 49/683
Fターム (6件):
4C037QA06 ,  4H006AA01 ,  4H006AB84 ,  4H039CA42 ,  4H039CH10 ,  4H039CH40

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