特許
J-GLOBAL ID:200903044329136194

酢酸エチルの精製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 寺田 實
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-003237
公開番号(公開出願番号):特開平5-186392
出願日: 1992年01月10日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】【目的】 酢酸エチル、エチルアルコール及び水の混合物から一本の蒸留塔を用いて、効率よく酢酸エチルを分離精製する方法。【構成】 蒸留塔塔頂凝縮器で凝縮液を豊水相部と貧水相部とに分離させ、貧水相部のみを選択的に蒸留塔に還流し、さらに、蒸留塔回収部より水を添加注入することによって、蒸留塔塔底より、実質的にエチルアルコール及び水を含まない酢酸エチルを回収する。【効果】 上記三元混合物から、効率よく酢酸エチルを分離精製することが可能となった。
請求項(抜粋):
エチルアルコールが酢酸エチルに対して、45wt%以内の濃度範囲にある酢酸エチル、エチルアルコール及び、水の混合物から酢酸エチルを分離精製する方法において、一本の蒸留塔を用い、その塔頂から上記混合物で構成される、共沸組成もしくはこれに近い組成の留分を留出させ、この混合物を凝縮器により凝縮し、凝縮により生じた二液相を分離させた後、大部分が酢酸エチルである貧水相側のみ蒸留塔に還流することによって、蒸留塔の塔底からエチルアルコール及び、水をほとんど含まない酢酸エチルを得ることを特徴とする酢酸エチルの精製方法。
IPC (2件):
C07C 69/14 ,  C07C 67/54

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