特許
J-GLOBAL ID:200903044331490523

電子マネーシステム及び電子マネー及び電子マネー履歴付与方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 満
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-319146
公開番号(公開出願番号):特開平10-162085
出願日: 1996年11月29日
公開日(公表日): 1998年06月19日
要約:
【要約】【課題】 電子マネーに付された履歴内容の匿名性が保持可能な電子マネーシステム及び電子マネー及び電子マネー履歴付与方法を提供する。【解決手段】 発行機関11と認証局13と仲介機関15は、各自秘密鍵を備える。電子マネーには初めにそれらの秘密鍵を掛合わせた履歴初期情報r'を付す。その電子マネーを受信した電子マネー端末17は、所定式に従い、履歴初期情報r'を履歴情報rに変換し、他の電子マネー端末17に渡す。他の電子マネー端末17からの譲渡の場合、電子マネー端末17は、その履歴情報rに自己のユーザIDを加える。電子マネーの履歴を調査する場合、仲介機関15は、戻されて来た電子マネーの履歴情報rから自己の秘密鍵の値を差し引き、発行機関11に送る。発行機関11は、仲介機関15からの履歴情報から自己の秘密鍵の値を差し引き、多項式分解し、その電子マネーが譲渡された電子マネー端末を特定する。
請求項(抜粋):
複数の端末を備え、該複数の端末間で電子マネーを授受する電子マネーシステムにおいて、複数の鍵を用いて作成した履歴情報を前記電子マネーに付与し、前記端末に該電子マネーを供給するセンタを備え、各前記端末には、自己を特定するための識別符号が付されており、各前記端末は、受信した電子マネーの送信元が前記センタか否かを判別する判別手段と、前記判別手段により、前記受信した電子マネーの送信元が前記センタであると判別された場合、該電子マネーに付与された前記履歴情報を第1の所定式に従って変換することにより自己の前記識別符号を含ませる第1の更新手段と、前記判別手段により、前記受信した電子マネーの送信元が前記センタではないと判別された場合、該電子マネーに付与された前記履歴情報に自己の前記識別符号を加える第2の更新手段と、を備え、前記センタは、前記端末からの電子マネーに付与された前記履歴情報を前記鍵を用いて変換することにより、該電子マネーを授受した1つ又は複数の端末の識別符号の集合体を導出する導出手段と、前記1つ又は複数の端末の識別符号の集合体を各識別符号に分解する分解手段と、を更に備える、ことを特徴とする電子マネーシステム。
IPC (5件):
G06F 19/00 ,  G07F 19/00 ,  G07F 7/08 ,  G09C 1/00 660 ,  H04L 9/32
FI (5件):
G06F 15/30 360 ,  G09C 1/00 660 C ,  G07D 9/00 476 ,  G07F 7/08 Z ,  H04L 9/00 675 D

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