特許
J-GLOBAL ID:200903044338211131

重合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-186780
公開番号(公開出願番号):特開2000-034309
出願日: 1999年06月30日
公開日(公表日): 2000年02月02日
要約:
【要約】【課題】 高い熱安定性と適切な分子量とを特徴とする、非常に小さな粒径のPTFE分散体を得るための方法を提供する。【解決手段】 平均直径0.005〜0.06μmのテトラフルオロエチレン(TFE)ポリマーをベースにした分散体の製造方法であって、a)水性ペルフルオロポリエーテル(PFPE)ミクロエマルションを調製し、b)該ミクロエマルションを重合反応容器に入れ、その際、該ミクロエマルションのペルフルオロポリエーテル油状相が反応媒体1リットルに対し2mlを超える濃度で存在するような量とし、c)該反応媒体をガス状TFE重合反応容器に入れ、界面活性剤、安定剤、コモノマー、トランスファー試薬を任意に添加し、d)開始剤、安定剤、コモノマーおよびトランスファー試薬を添加し、次いで、e)該反応容器から重合ラテックスを排出させることとを特徴とする方法。
請求項(抜粋):
テトラフルオロエチレン(TFE)ホモポリマーに基づく、またはその少なくとも1個のエチレン型不飽和結合を含む1またはそれ以上のモノマーとのコポリマーに基づく分散体の製造方法であって、その含有量が0〜6モル%、好ましくは0〜3モル%、より好ましくは0〜1モル%であり、その粒子フラクションが少なくとも60重量%、好ましくは70重量%に相当し、そのサイズが平均直径0.005〜0.06μm、好ましくは0.01〜0.05μmであり、該製造方法は、a)非反応性末端、好ましくはペルフッ素化末端を有し、該末端は任意にはフッ素の代りに1個もしくはそれ以上の水素原子、塩素を含んでもよい水性ペルフルオロポリエーテル(PFPE)ミクロエマルションを調製すること、b)該ミクロエマルションを重合反応容器に入れ、その際、該ミクロエマルションのペルフルオロポリエーテル油状相が反応媒体1リットルに対し2mlを超える濃度、好ましくは1リットル当たり2.2ml〜50ml、さらにより好ましくは1リットル当たり3ml〜30mlの濃度で存在するような量とすること、c)該反応媒体を重合反応容器に入れ、反応容器を脱気し、ガス状TFEで加圧し、界面活性剤、安定剤、コモノマー、トランスファー試薬を任意に添加すること、d)開始剤を添加し、次いで、重合反応の間に任意に追加量の界面活性剤、安定剤、コモノマー、トランスファー試薬を添加すること、およびe)該反応容器から重合ラテックスを排出させることとを含むことを特徴とする方法。
IPC (3件):
C08F 2/30 ,  C08F 6/16 ,  C08F 14/26
FI (3件):
C08F 2/30 Z ,  C08F 6/16 ,  C08F 14/26
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (4件)
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