特許
J-GLOBAL ID:200903044350340311

万引防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-302972
公開番号(公開出願番号):特開平10-143773
出願日: 1996年11月14日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】 一つの出入口に設けたアンテナを利用して商品に付与した共振型タグ及び自鳴式タグの通過を誤動作なく検出できる万引防止装置を提供する。【解決手段】 万引防止装置1を、自鳴式タグ8を作動させるための第1信号と、共振型タグ6検出用の掃引信号とに異なる周波数を設定し、各信号を同一の出入口に設けた第1送信アンテナ10及び第2送信アンテナ12に時分割で出力することにより、各送信アンテナ10,12から各タグ検出用の電波を放射させる。また、共振型タグ検出用の掃引信号を受信する受信アンテナ14からの受信信号は、受信部40において同期検波し、その検波信号(差分信号)から共振型タグ6の出入口への進入(換言すればこのタグを付与した商品の万引)を判定する。この結果、同一の出入口で各方式のタグを正確に検出することができ、2つの方式を用いた万引防止システムを容易に構築できるようになる。
請求項(抜粋):
客が出入りする出入口に設けたアンテナと、商品に付与した万引防止用のタグとを利用して、前記商品を盗んだ万引客が前記出入口を通過するのを検出する万引防止装置であって、商品に付与され所定周波数の電波を受けて警報音を発生する自鳴式タグから警報音を発生させるための第1信号を発生する第1信号発生手段と、該第1信号発生手段が発生した第1信号を前記出入口付近に設けられた第1送信アンテナに出力して、該第1送信アンテナから前記出入口に電波を放射させる第1送信手段と、前記第1信号とは異なる所定周波数帯で変化し、商品に付与される共振型タグに形成された共振回路を共振させるための掃引信号を発生する掃引信号発生手段と、該掃引信号発生手段が発生した掃引信号を前記出入口の片側に設けられた第2送信アンテナに出力して、該第2送信アンテナから、前記出入口の他方の側に設けられた受信アンテナに向けて電波を放射させる第2送信手段と、前記受信アンテナからの受信信号を検波する受信手段と、該受信手段からの出力信号に基づき、前記出入口内に前記共振型タグが進入したか否かを判定し、該共振型タグの進入を判定すると、所定の警報装置から警報を発生させる判定手段と、を備えたことを特徴とする万引防止装置。
IPC (2件):
G08B 13/24 ,  G08B 15/00
FI (2件):
G08B 13/24 ,  G08B 15/00

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