特許
J-GLOBAL ID:200903044351461295

ドラムチヤツキング装置の気体流出機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-229201
公開番号(公開出願番号):特開平5-066583
出願日: 1991年09月09日
公開日(公表日): 1993年03月19日
要約:
【要約】【目的】気密状態でチャッキングされたドラム70を塗布液81内に浸漬し塗布液81から退出させて、ドラム70外周面に塗布液を塗布する際に、ドラム70内の気体を塗布液81内を通過させることなく外部へ排出する。【構成】塗布液81に対する各ドラム70の相対移動に追従して、気体流出用液槽11内に収容された塗布液18に対して相対移動する気体流出用ドラム12が設けられており、気体流出用ドラム12内がドラム70内と気体排出路20を通して連通している。気体流出用ドラム12内と全てのドラム70内の圧力は等しく、気体流入用ドラム12内に進入する塗布液18の液面レベルが、各ドラム70内に進入する液面レベルに等しくなる。さらに各ドラム70内の圧力が高くなると、気体流出ドラム12に設けられた気体流出管13を通して気体が外部に排出され、各ドラム70内の気体が塗布液81内に流出しない。
請求項(抜粋):
ドラムチャッキング装置により鉛直状態に保持されたドラムを、塗布液槽内に収容された揮発性の溶剤を含有する塗布液内に鉛直状に浸漬し、その後に、該塗布液から退出させることにより該ドラム外周面に塗布液を塗布するに際して、ドラム内部の気体をチャッキング装置に設けられた気体排出路を通して外部に排出する気体流出機構であって、前記塗布液槽に並設されており、内部に所定の液体が該塗布液槽内の塗布液と等しいレベルまで収容された気体流出用液槽と、前記ドラムチャッキング装置に保持されたドラムの容積に対応する容積を有しており、該ドラムと同じ高さに鉛直状態で保持されて、前記気体排出路が気密状態になった上端開口部を通してその内部に連通するとともに、該ドラムと塗布液槽との相対移動に追従して該気体流出用液槽に対して相対移動する気体流出用ドラムと、該気体流出用ドラム内の気体が所定レベル以下になった場合に外部に流出するように、該気体流出用ドラムの下端部に貫通して設けられた気体流出管と、を具備するドラムチャッキング装置の気体流出機構。

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