特許
J-GLOBAL ID:200903044352533710

二酸化炭素回収プロセスの排熱利用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-024528
公開番号(公開出願番号):特開2003-225537
出願日: 2002年01月31日
公開日(公表日): 2003年08月12日
要約:
【要約】【課題】 二酸化炭素回収プロセスで大量に発生する排熱を利用して地域暖房等に供給される温水を得る二酸化炭素回収プロセスの排熱利用方法を提供する。【解決手段】 燃焼排ガスを冷却塔に供給して冷却する工程と、この燃焼排ガスを吸収塔に供給し、再生塔から供給された再生吸収液と接触させて燃焼排ガス中の二酸化炭素を再生吸収液に吸収する工程と、吸収塔の底部に貯留された二酸化炭素吸収溶液を再生塔から供給された再生吸収液と熱交換して加熱した後、再生塔に供給すると共に、再生塔底部を飽和蒸気で加熱して二酸化炭素吸収溶液を二酸化炭素と再生吸収液に分離する工程とを含み、温水戻り水を熱交換後の再生吸収液との熱交換、再生塔から排気された二酸化炭素との熱交換、および再生塔底部を加熱した後の飽和水との熱交換のいずれかまたは2つ以上の組み合わせにより加熱して温水を得ることを特徴とする。
請求項(抜粋):
冷却塔、吸収塔再生塔を備えた二酸化炭素回収装置を用い、燃焼排ガスを前記冷却塔に供給して冷却する工程と、冷却された燃焼排ガスを前記吸収塔に供給し、前記再生塔から供給された再生吸収液と接触させてその燃焼排ガス中の二酸化炭素を再生吸収液に吸収する工程と、前記吸収塔の底部に貯留された二酸化炭素吸収溶液を前記再生塔から供給された再生吸収液と熱交換して加熱した後、前記再生塔に供給すると共に、この再生塔底部を飽和蒸気を用いて加熱して前記二酸化炭素吸収溶液を二酸化炭素と再生吸収液に分離し、二酸化炭素を前記再生塔から排出、回収する工程とを含む燃焼排ガス中の二酸化炭素回収プロセスにおいて、温水戻り水を、前記熱交換後の再生吸収液との熱交換、前記再生塔から排気された二酸化炭素との熱交換、および前記再生塔底部を加熱した後の飽和水との熱交換、のいずれかまたは2つ以上の組み合わせにより加熱して温水を得ることを特徴とする二酸化炭素回収プロセスの排熱利用方法。
IPC (4件):
B01D 53/62 ,  B01D 53/34 ZAB ,  F24D 7/00 ,  F24H 1/00 631
FI (4件):
F24D 7/00 Z ,  F24H 1/00 631 Z ,  B01D 53/34 135 Z ,  B01D 53/34 ZAB
Fターム (12件):
3L071BC01 ,  4D002AA09 ,  4D002AC01 ,  4D002BA02 ,  4D002BA12 ,  4D002BA13 ,  4D002CA01 ,  4D002CA07 ,  4D002DA32 ,  4D002EA08 ,  4D002FA01 ,  4D002HA08
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭63-004830

前のページに戻る