特許
J-GLOBAL ID:200903044360004085

プラントの運転支援装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲垣 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-149173
公開番号(公開出願番号):特開平10-340121
出願日: 1997年06月06日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 プラントの異常状態の発生に際し、オペレータに適切な情報を与えるプラントの運転支援装置を提供することである。【解決手段】 本装置10は、プラントの異常状態の発生に際し、異常状態の発生原因を解明し、かつ異常状態を解消して正常状態に戻すために必要な処置策を提示する、プラントの運転支援装置である。本装置は、プラント運転時のプロセス変数の状態目標値を記憶する目標値設定部12と、状態計測値を収集し、記憶するプロセスデータ収納部14と、状態目標値と状態計測値とを比較し、プラント運転状態の正常、異常を判定する比較判定部16と、危険性シナリオをデータベースにして記憶する記憶装置18と、異常状態に際し、異常状態の発生原因及び処置策を記憶装置18から抽出する運転支援装置20と、運転支援装置20から出力された異常状態の発生原因及び処置策を表示する警報出力部22とを備えている。
請求項(抜粋):
運転中のプラントに異常状態が発生した際に、異常状態の発生原因を解明し、かつ異常状態を解消して正常状態に戻すために必要な処置策を提示する、プラント運転の支援装置であって、プラントの異常状態を予め想定し、想定した異常状態毎に作成した、異常状態の発生原因及び異常状態に対する処置策に関する危険性シナリオをデータベースにして記憶する記憶装置と、予め設定され、入力された、プラント運転時のプロセス変数の状態目標値を記憶する目標値設定部と、プラント運転時にプラントからプロセス変数の状態計測値を収集し、記憶するプロセスデータ収納部と、状態目標値と状態計測値とを比較し、その解離が許容限界内であれば、プラントの運転が正常状態にあるとし、解離が許容限界内でなければ、プラントの運転が異常状態にあると判定する比較判定部と、プラントの運転が異常状態であると比較判定部が判定したとき、比較判定部が判定した異常状態と同じ異常状態の危険性シナリオに基づいて、異常状態の発生原因及び処置策を記憶装置から抽出する運転支援装置とを備えていることを特徴とするプラントの運転支援装置。
IPC (3件):
G05B 23/02 302 ,  G05B 23/02 ,  G05B 23/02 301
FI (3件):
G05B 23/02 302 V ,  G05B 23/02 X ,  G05B 23/02 301 Y

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