特許
J-GLOBAL ID:200903044364789915
シールド付き電気コネクタと接続に用いるラッチブロック
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岡部 正夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-140566
公開番号(公開出願番号):特開平5-174899
出願日: 1992年06月01日
公開日(公表日): 1993年07月13日
要約:
【要約】【目的】 ラッチブロックの位置決め、回転阻止と固定クリップの曲げ防止、回転阻止が適切に行われる、簡単な構造のシールド付き電気コネクタを提供する。【構成】 PCボードに取付け相手方コネクタに装着するためのシールド付き直角D字コネクタを開示する。コネクタは、PCボードにハンダ付けされる直角端子ピンをもつ複数の電気接点を支持する、絶縁材料製の絶縁体を有する。さらに絶縁体に支持されて接点をシールドする導電シェルを有する。コネクタの両端には、一体型、ダイカスト金属製のラッチブロックが配置される。各ラッチブロックは、適切な位置決めと回転阻止のため、絶縁体本体と協働係合するキー素子を有する。2個の導電固定クリップが用いられる。各クリップは、絶縁体本体に支持され、導電シェルに電気的に固着されてそこに接地経路を形成する。各固定クリップは、PCボードへの組立の際にクリップの曲げに抗する曲げ抵抗素子を有する。こうして、PCボードへの適切な取付と固定が可能となる。
請求項(抜粋):
PCボードに取りつけられ相手方電気コネクタに装着されるシールド付き電気コネクタ(10)において、絶縁材料から成る絶縁体(12)と、絶縁体の本体に支持される導電シェル(14)と、相手方電気コネクタに装着するための、導電シェルから離れた2個の一体型金属ラッチブロック(16)と、絶縁体のベース(46)に支持される2個の導電固定クリップ(18)とを含み、該絶縁体(12)は本体(22)と、離間した2個の耳部(30)を含み、各耳部は該本体から外側に突出し、また各耳部は貫通開口(44)をもつ取付壁(32)とベース(46)とを含み、該本体は複数の電気接点(20)を支持するための複数の孔(26)を含み、該導電シェル(14)は離間した2個のフランジ(52)を含み、各フランジは、該絶縁体の対応する取付壁(32)の近傍に配置される面と、該取付壁の対応する開口(44)と実質的に位置合わせした貫通開口(66)とを含み、各ラッチブロック(16)は対応するシェルフランジ(52)に当たるようにして配置され、また該ブロックは、両面(70、72)を有する概ね平坦なプレート(68)と、該両面のうちの一面(70)から該シェルフランジから離れる方向に外側に突出するラッチ部材(82)と、反対側の面(72)から突出するブッシング(106)とを含み、該ブッシングは該シェルフランジ(52)の開口(66)と該耳部取付壁(32)の開口(44)を通り、また該ブッシングは該平坦プレート(68)の両面(70、72)を貫通する、内部にねじ切りをした孔(108)を含み、各ラッチブロック(16)は、対応する耳部取付壁(32)の方へ突出しこれと係合するキー素子(92、94)を含み、このキー素子は該シェルフランジ(52)に対して各ブロックを位置ぞろえすると共に回転を阻止する抵抗を与え、またキー素子は該ブッシング(106)から離れており、該平坦プレート(68)の周縁に設けられており、各固定クリップ(18)は対応するブッシング(106)に固着される固着部(118)と、該ベースから外側に突出する弾性ラッチ部(116)とを含み、PCボード上の電気回路への弾性取付を行うことを特徴とするシールド付き電気コネクタ。
IPC (2件):
H01R 13/639
, H01R 13/648
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