特許
J-GLOBAL ID:200903044366668112

熱転写用記録シート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上田 章三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-328663
公開番号(公開出願番号):特開平7-186556
出願日: 1993年12月24日
公開日(公表日): 1995年07月25日
要約:
【要約】【目的】 受像層の膜切れが良好でかつこの受像層に高精度の転写画像を形成可能な熱転写用記録シートを提供すること。【構成】 基材シート1と、この基材シート上に設けられかつ樹脂型ワックス微粒子が分散された熱可塑性樹脂から成る下引層2とこの下引層上に設けられた受像層3と、これ等下引層と受像層の隣に適宜間隔を設けて形成されイエロー、マゼンタ、シアンの各昇華性染料をそれぞれ含有する色材層Y4、M4、C4とでその主要部が構成されていることを特徴とする。そして、下引層の一部を構成する熱可塑性樹脂は熱非印加部の受像層を基材シートに強固に固定して基材シートからの剥離を防止する一方、下引層の樹脂型ワックス微粒子は熱印加時に溶融してこの熱印加部の受像層を基材シートから剥離し易くすると共に上記下引層の膜切れ性を向上させる作用を有するため上記受像層の膜切れを改善する。
請求項(抜粋):
被記録体へ転写されると共に熱転写性染料により染色可能な受像層を基材シート上に備える熱転写用記録シートにおいて、上記基材シートと受像層との間に融点100〜250°Cの樹脂型ワックス微粒子が分散された熱可塑性樹脂にて構成される下引層を介在させると共に、上記樹脂型ワックス微粒子の平均分散粒子径が受像層と下引層の合計の厚さより小さいことを特徴とする熱転写用記録シート。

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