特許
J-GLOBAL ID:200903044370361978
ピロホスフェートの放出の検出に基づくDNA配列決定方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山崎 行造 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-528546
公開番号(公開出願番号):特表2001-506864
出願日: 1997年12月22日
公開日(公表日): 2001年05月29日
要約:
【要約】本発明は、試料DNA中の標的位置の塩基を同定する方法であって、試料DNA中の標的位置にすぐ隣接してハイブリダイズする伸長プライマーを用意し、試料DNAおよび伸長プライマーを、デオキシヌクレオチドまたはジデオキシヌクレオチドの存在下でポリメラーゼ反応に供し、それによりデオキシヌクレオチドまたはジデオキシヌクレオチドが標的位置の塩基と相補的である場合にのみ取り込まれてピロホスフェート(PPi)を放出するようにし、PPi放出を酵素により検出し、異なるデオキシヌクレオチドまたはジデオキシヌクレオチドを試料-プライマー混合物の別個のアリコートに、または同じ試料-プライマー混合物に連続的に添加し、ポリメラーゼ反応に供し、どのデオキシヌクレオチドまたはジデオキシヌクレオチドが取り込まれたかを示す方法であって、取り込まれなかったヌクレオチドが分解されるように、ヌクレオチド分解酵素をポリメラーゼ反応工程中に包含させる特徴とする方法を提供する。
請求項(抜粋):
試料DNA中の標的位置の塩基を同定する方法であって、標的位置にすぐ隣 接して試料DNAにハイブリダイズする伸長プライマーを用意し、試料DN Aおよび伸長プライマーを、デオキシヌクレオチドまたはジデオキシヌクレ オチドの存在下でポリメラーゼ反応に供し、それによりデオキシヌクレオチ ドまたはジデオキシヌクレオチドを、それが標的位置の塩基と相補的である 場合にのみ取り込まれてピロホスフェート(PPi)を放出するようにし、 PPiの放出を酵素的に検出し、異なるデオキシヌクレオチドまたはジデオ キシヌクレオチドを、試料-プライマー混合物の別個のアリコートに、また は同じ試料-プライマー混合物に連続的に添加して、ポリメラーゼ反応に供 し、どのデオキシヌクレオチドまたはジデオキシヌクレオチドが取り込まれ たかを示す方法であって、取り込まれなかったヌクレオチドが分解されるよ うにヌクレオチド分解酵素をポリメラーゼ反応工程中に包含させることを特 徴とする方法。
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