特許
J-GLOBAL ID:200903044372545839

電力合成レーダ送信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-268437
公開番号(公開出願番号):特開平6-120749
出願日: 1992年10月07日
公開日(公表日): 1994年04月28日
要約:
【要約】【目的】 複数のチャンネルの送信波の電力合成を行う際に、チャンネル間の線路長の差、部品特性や温度特性のばらつき等の要因で、電力合成される送信波の位相がずれることを防ぎ、補正することで最大合成電力を得る。【構成】 電力合成を行うハイブリッドパワーコンバイナの入力端でチャンネル間の送信波の位相検波を行い、特定のチャンネルの送信波の位相を制御してその位相差をなくすような位相補正フィードバックループを構成する。【効果】 チャンネル間の線路長の差、部品特性のばらつき、部品の温度特性のばらつき、等の要因で送信波の位相がチャンネル間でずれても、自動的に位相補正されるので、電力合成により最大の電力が常に得られ、また従来のマニュアル的に行われたチャンネル間の位相調整作業を省略できる。
請求項(抜粋):
エキサイタからの送信波を増幅するFET増幅回路と、信号振幅レベルを調整する可変アテネータと、入力信号の反射を防ぐ2チャンネル分のアイソレータと、送信波を大電力レベルに増幅する2チャンネル分の進行波管と、進行波管の出力信号を一方向にのみに出力する2チャンネル分のサーキュレータと、送信波をモニタするための2チャンネル分のカップラと、2つの信号の位相差を検出するフェーズディテクタと、位相制御ループで適切な制御パラメータを決定するループフィルタと、制御電圧により発振周波数を決定する電圧制御型発振器と、ドライバー増幅器と、電力合成を行うハイブリッドパワーコンバイナを有することを特徴とした電力合成レーダ送信機。
IPC (4件):
H03F 3/68 ,  G01S 7/282 ,  H03F 3/22 ,  H03F 3/58
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-082804

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