特許
J-GLOBAL ID:200903044378335631

超硬合金系複合工具材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川成 靖夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-140768
公開番号(公開出願番号):特開平9-300104
出願日: 1996年05月10日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【課題】 ろー材や金属薄板を用いた鋼と超硬合金の接合では、超硬合金とろー材や金属成分との融合性が悪く、接合強度が出にくく、鋼と超硬合金の熱膨張差に基づく残留応力の発生の問題があった。【解決手段】 基材部と、予め焼結成形した超硬合金の接合されている超硬合金系複合工具材において、該超硬合金が金属結合相量3重量%以上、20重量%未満含有する耐摩耗層と金属結合相量20重量%以上、60重量%未満含有する溶接可能層とでなり、該耐摩耗層と該溶接可能層が直接焼結接合または中間層をもって、一体に焼結接合されており、かつ該溶接可能層と基材部が拡散接合することにより、基材部に強固に接合された超硬合金系複合工具材である。
請求項(抜粋):
高強度の基材部と、予め焼結成形した超硬合金系耐摩耗材の接合されてなる超硬合金系複合工具材において、該超硬合金系耐摩耗材が、金属結合相量3重量%以上、20重量%未満含有するWC基超硬合金よりなる耐摩耗層と、金属結合相量20重量%以上、60重量%未満含有するWC基超硬合金よりなる溶接可能層とからなり、該耐摩耗層と該溶接可能層が直接焼結接合またはそれら2層の間に耐摩耗層から溶接可能層へ連続又はステップ状に金属結合相量の増加する中間層をもって、耐摩耗層と溶接可能層が一体に焼結接合されていると共に、該溶接可能層と高強度の基材部が拡散接合されていることを特徴とする超硬合金系複合工具材。
IPC (2件):
B23B 27/14 ,  C22C 29/08
FI (2件):
B23B 27/14 A ,  C22C 29/08
引用特許:
審査官引用 (4件)
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