特許
J-GLOBAL ID:200903044382900742

車両用エアコンシステムの通信エラー判定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 悟 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-306300
公開番号(公開出願番号):特開平10-147133
出願日: 1996年11月18日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】【課題】 複数のドアアクチュエータを駆動制御する車両用エアコンシステムにおいて、アンプ/アクチュエータ間のLAN化によりシステム軽量化やシステムコストの低減を図りながら、通信線が接地ショートした場合に通信エラーを判定可能な通信エラー判定装置を提供すること。【解決手段】 エアコンアンプユニットgと複数のドアアクチュエータd,e,fとを1本の通信線hを介して接続し、送信データに各ドアアクチュエータd,e,fの動作を示すハイまたは停止を示すローの返信信号を加え、エアコンアンプユニットgに、指示値変更後、遅れ時間を待ってチェックされる返信信号がロ-ならば正常と判定し、ハイならば異常と判定する自己診断手段jと、出力したい送信データと受信データとを対比し、送信データでハイの信号レベルに対応する受信データがローの信号レベルであれば接地ショートによる通信エラーと判定する第1通信エラー判定手段kを設けた。
請求項(抜粋):
モードスイッチや温度調整ダイヤル等のスイッチ類が設けられている操作部を有するコントローラと、内蔵しているマイコンによってスイッチ類やセンサ類からの入力信号をプログラムソフトにしたがって演算処理し、空調システムに設けられているファンモータや複数のドアアクチュエータを駆動制御するエアコンアンプユニットを備えた車両用エアコンシステムにおいて、前記エアコンアンプユニットと複数のドアアクチュエータとを1本の通信線と1本の電源線を介して接続し、前記エアコンアンプユニットから各ドアアクチュエータへはドア目標停止位置データ等の指示値を1本の通信線を介して順次送り、この送信データに各ドアアクチュエータの動作を示すハイまたは停止を示すローの返信信号を加える通信フォーマットとし、前記エアコンアンプユニットに、エアコンアンプユニットからドアアクチュエータへの指示値を変更し、遅れ時間を待って返信信号をチェックし、返信信号がロ-ならば正常と判定し、ハイならば異常と判定する自己診断手段と、エアコンアンプユニットが出力したい送信データとエアコンアンプユニットが受信した受信データとを対比し、送信データでハイの信号レベルに対応する受信データがローの信号レベルであれば接地ショートによる通信エラーと判定する第1通信エラー判定手段を設けたことを特徴とする車両用エアコンシステムの通信エラー判定装置。
IPC (3件):
B60H 1/00 103 ,  B60H 1/00 ,  H04L 12/40
FI (4件):
B60H 1/00 103 H ,  B60H 1/00 103 L ,  B60H 1/00 103 P ,  H04L 11/00 321

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