特許
J-GLOBAL ID:200903044397003526
迂回経路探索方式
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
柏谷 昭司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-049554
公開番号(公開出願番号):特開平7-264184
出願日: 1994年03月18日
公開日(公表日): 1995年10月13日
要約:
【要約】【目的】ネットワーク内のノードやリンクの障害時に、迂回経路を探索する方式に関し、ノード障害や多重リンク障害にも対応可能にすることを目的とする。【構成】リンクまたはノードの障害時に、それぞれのメッセージに応じて、障害復旧処理を起動する障害復旧処理起動ステージ1と、迂回経路を探索する復旧メッセージ処理ステージ2と、迂回経路を予約する承認メッセージ処理ステージ3と、迂回経路の予約を解除する撤回メッセージ処理ステージ4と、予約された迂回経路を確認しつつクロスコネクト装置の切り替えを指示決定する確認メッセージ処理ステージ5と、クロスコネクト装置の切替終了を各ノードに通知するクロスコネクション終了メッセージ処理ステージ6と、迂回経路上のすべてのクロスコネクト装置の切替終了を確認するクロスコネクション承認メッセージ処理ステージ7と、迂回経路探索終了処理を行うクロスコネクション確認メッセージ処理ステージ8とを実行して、自律分散的に迂回経路の探索を行う。
請求項(抜粋):
複数のノードで構成されたネットワークにおけるリンクまたはノードの障害時に分散制御によって迂回パスの探索を行う迂回経路探索方式において、リンクまたはノードにおける障害を検出したノードが起動メッセージに応じて障害復旧処理起動ステージ(1)を実行して、障害パスの決定とバンドリングを行うとともに、迂回経路を探索するための復旧メッセージを創作して発信し、復旧メッセージを受信したノードが復旧メッセージ処理ステージ(2)を実行して、該復旧メッセージに記載された選択ノード候補のとき迂回経路を予約するための承認メッセージを返送するとともに、選択ノード候補でないとき該復旧メッセージを中継し、承認メッセージを受信したノードが承認メッセージ処理ステージ(3)を実行して、前記復旧メッセージの発信ノードのときは予約された迂回経路を確認し決定する確認メッセージを送信してクロスコネクト切替を開始するとともに、発信ノードでないときは承認メッセージを中継し、迂回経路の予約を継続出来なかった分に対して迂回経路の予約を撤回する撤回メッセージを返送し、撤回メッセージを受信したノードが撤回メッセージ処理ステージ(4)を実行して、予約された予備チャネルを解放するとともに、さらに再び別方路に対して承認メッセージの送出を試み、選択ノードで迂回経路の予約を行えなかった分に対しては処理を取り止め、確認メッセージを受信したノードが確認メッセージ処理ステージ(5)を実行して予備チャネルを確定するとともに、選択ノードであればクロスコネクト切替を開始し、選択ノードでなければ確認メッセージを中継し、クロスコネクト切替を終了したノードがクロスコネクション終了メッセージに応じてクロスコネクション終了メッセージ処理ステージ(6)を実行して、発信ノードのときはクロスコネクション承認メッセージを発信し、発信ノードでないときはクロスコネクション承認メッセージをすでに受信していれば、選択ノードのときはクロスコネクション確認メッセージを発信し、選択ノードでなければクロスコネクション承認メッセージを中継し、クロスコネクション承認メッセージを未受信であれば直ちに、クロスコネクト切替未開始がなければ処理を終了し、クロスコネクト切替未開始があればクロスコネクト切替を命令し、クロスコネクション承認メッセージを受信したノードがクロスコネクション承認メッセージ処理ステージ(7)を実行して、クロスコネクト切替終了時、選択ノードであればクロスコネクション確認メッセージを発信し、選択ノードでなければクロスコネクション承認メッセージを中継し、クロスコネクション確認メッセージを受信したノードがクロスコネクション確認メッセージ処理ステージ(8)を実行して、発信ノードでなければクロスコネクション確認メッセージを中継し、発信ノードであれば終了することによって、自律分散的に迂回路を形成することを特徴とする迂回経路探索方式。
IPC (4件):
H04L 12/24
, H04L 12/26
, H04M 3/00
, H04M 3/22
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