特許
J-GLOBAL ID:200903044399605035

エンジンの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村田 実 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-047966
公開番号(公開出願番号):特開平5-215003
出願日: 1992年02月04日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 エンジンを高圧縮比化した場合に問題となる温間ロックによる始動性の悪化を改善する。【構成】 吸気弁は、そのバルブタイミングが可変とされて、第1のタイミングと第2のタイミングとに切換可能であり、第2のタイミングは、第1に比し吸気弁の閉じタイミングを遅らせた吸気遅閉じとされる。吸気弁のバルブタイミングと空燃比とは、マップに基づいて制御される。低回転低負荷領域Iでは、吸気弁のバルブタイミングは第2のバルブタイミングが設定されて、有効圧縮比を低下させるようにしてあり、温間ロックの問題が解消される。他方、空燃比は理論空燃比が設定されて、有効圧縮比の低下に伴なう燃焼性の悪化を回避するようにされる。高負荷領域IIでは、吸気弁のバルブタイミングは第1のバルブタイミングが設定され、他方、空燃比はリ-ン空燃比が設定され、また負荷が上昇するに伴なって徐々にリ-ン度合が大きくされる。
請求項(抜粋):
エンジンの負荷を検出する負荷検出手段と、該負荷検出手段からの信号を受け、エンジンの負荷が低負荷領域にあるときには吸気弁の閉じタイミングが相対的に遅い吸気遅閉じを設定し、高負荷領域にあるときには吸気弁の閉じタイミングが相対的に早い吸気早閉じを設定する吸気タイミング変更手段と、前記低負荷領域では相対的なリッチ空燃比を設定し、前記高負荷領域では相対的なリ-ン空燃比を設定する空燃比制御手段と、を備えていることを特徴とするエンジンの制御装置。
IPC (3件):
F02D 43/00 301 ,  F02D 13/02 ,  F02D 41/04 330
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-031532
  • 特開昭60-093137

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