特許
J-GLOBAL ID:200903044400661203

粉末磁性体コアの製造方法及びそれを用いてなる粉末磁性体コア

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 中野 稔 ,  服部 保次 ,  山口 幹雄 ,  二島 英明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-280762
公開番号(公開出願番号):特開2006-100292
出願日: 2004年09月28日
公開日(公表日): 2006年04月13日
要約:
【課題】 変圧器、リアクトル等のヒステリシス損が少なく磁気飽和特性が線形である特性を要求される装置に好適な粉末磁性体コアおよびその製造方法を提供する。 【解決手段】 粒度分布を2つ有する軟磁性金属粉末と有機物バインダーの混合物、もしくは、有機物バインダーを表面に被覆した粒度分布を2つ有する軟磁性金属粉末を成形型に入れ、振動を加え、10〜100MPaで加圧成形し、前記有機物バインダーの熱分解温度以下で加熱することを特徴とする。この様にして作製された粉末磁性体コアは、軟磁性金属粉末が加圧力による歪みを大きく受けずに成形されるため、ヒステリシス損が大きくならずに済む。また、加える加圧力は大きくせずとも、粒度分布を2つ有する効果と振動による効果により高密充填でき、振動による充填で出来上がったコアの密度を大きくすることが出来るので、飽和磁化および透磁性に関しても大幅に低下することはない。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
粒度分布を2つ有する軟磁性金属粉末と有機物バインダーの混合物、もしくは、有機物バインダーを表面に被覆した粒度分布を2つ有する軟磁性金属粉末を成形型に入れ、振動を加え、10〜100MPaの範囲で加圧成形し、前記有機物バインダーの熱分解温度以下で加熱することを特徴とする粉末磁性体コアの製造方法。
IPC (2件):
H01F 41/02 ,  H01F 1/44
FI (2件):
H01F41/02 D ,  H01F1/28
Fターム (11件):
5E041AA02 ,  5E041AA03 ,  5E041AA04 ,  5E041AA05 ,  5E041AA06 ,  5E041AA07 ,  5E041AA11 ,  5E041BB05 ,  5E041CA02 ,  5E041HB05 ,  5E041NN04
引用特許:
出願人引用 (4件)
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