特許
J-GLOBAL ID:200903044407212544

排気ホルダー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-274532
公開番号(公開出願番号):特開平5-089780
出願日: 1991年09月25日
公開日(公表日): 1993年04月09日
要約:
【要約】【目的】 薄型表示管Aを高温状態で真空引きする際、チップ管Bの破損を防止し、且つ薄型表示管Aを排気ホルダー本体1の前面側から着脱可能とする。【構成】 支持金具8を支持金具ブラケット7回りに外側へ回転変位させることにより、排気ホルダー本体1の前面側を開放して薄型表示管Aを着脱可能とし、且つ支持金具8に板バネ10を介して設けた表容器押さえ部材11を薄型表示管Aの表容器に弾性的に圧接させて、薄型表示管Aを排気ホルダー本体1に装着することにより、薄型表示管Aと排気ホルダー本体1間の熱膨張差によって両者が相対的に移動変位したとき、板バネ10の介在により表容器押さえ部材11の圧接摩擦力が適正となり、薄型表示管Aが排気ホルダー本体1の中で滑り変位し、これによって前記熱膨張差が吸収されるようにした構成。
請求項(抜粋):
排気ホルダー本体と、薄型表示管から延びるチップ管を封止する封止ヒータとを備え、この封止ヒータをヒータ支持ブラケットに取付けると共に同支持ブラケットを前記排気ホルダー本体の下方に配された固定シャフトに着脱可能に装着する一方、前記排気ホルダー本体の後面両側部内面に絶縁板を設けると共に底面部内面に絶縁ブロックを設け、これら絶縁板と絶縁ブロックとにより排気ホルダー本体と薄型表示管とを絶縁し、更に前記排気ホルダー本体の側面部から前方に支持金具ブラケットを突設して、この支持金具ブラケットの突出前端部に支持金具を同ブラケットを中心として回転可能に装着することにより、前記薄型表示管を排気ホルダー本体の前面側開放部から着脱可能とし、且つ前記支持金具の遊端部に板バネを片持ち状に取付けて、この板バネ先端部後面に前記薄型表示管の表容器に圧接させる表容器押さえ部材を設けることにより、この表容器押さえ部材の薄型表示管の表容器に対する圧接摩擦力を前記排気ホルダー本体に対する薄型表示管の移動を許容する程度に設定したことを特徴とする排気ホルダー。

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