特許
J-GLOBAL ID:200903044412008858

画像読取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-056171
公開番号(公開出願番号):特開平9-247375
出願日: 1996年03月13日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】 設置環境の要因に影響されずに原稿サイズを正確に検知する。【解決手段】 各センシング領域の画像データを読み取り、そのうちの最大値をDmax 、最小値をDmin とする。一のセンシング領域の画像データDn、上記最大値Dmax 及び最小値Dmin を以下の式(A)に適用することにより該一のセンシング領域についての閉じかけ状態用しきい値thAnを算出する。thAn=(Dn+255)/2+(Dmax -Dmin ) ・・・(A)このように各センシング領域毎の画像データに基づく値(例えば、(Dn+255)/2)に、画像データの最大値Dmax と最小値Dmin との差を加味した上で、しきい値thAnを算出するので、外光の最大影響分(Dmax -Dmin )を考慮した上で各センシング領域毎に適切なしきい値を設定することができる。
請求項(抜粋):
光電変換素子を多数備えた光電変換器によって板状の透明部材上に載置された原稿を光学的に走査して、前記原稿に記録されている画像を読み取る画像読取装置であって、前記透明部材を遮蔽する遮蔽位置及び透明部材が露出する露出位置に移動可能なカバーと、前記透明部材上の略一定の位置各々に載置されるサイズの異なる複数種の原稿の各々の特定の一辺に跨がるエリアに対応する複数の小領域内の光電変換素子の各々から出力される信号に基づいて、各小領域内の画像情報の代表値を算出する代表値算出手段と、前記カバーにより透明部材が遮蔽される前における各小領域毎の画像情報の代表値と第1のしきい値とを比較すると共に、前記カバーにより透明部材が遮蔽された後における各小領域毎の画像情報の代表値と、前記第1のしきい値と異なる第2のしきい値とを比較する比較手段と、各小領域毎の前記比較手段による比較結果の組合せに基づいて、透明部材上に載置された原稿のサイズを判断するサイズ判断手段と、を有する画像読取装置。
IPC (3件):
H04N 1/04 106 ,  G03B 27/50 ,  H04N 1/403
FI (3件):
H04N 1/04 106 A ,  G03B 27/50 A ,  H04N 1/40 103 A

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