特許
J-GLOBAL ID:200903044413403564

集積回路冷却装置のための可撓性ヒートパイプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野河 信太郎
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-505984
公開番号(公開出願番号):特表平10-503276
出願日: 1995年07月27日
公開日(公表日): 1998年03月24日
要約:
【要約】撓みやすく、したがって配備されるスペースに適合するヒートパイプ(10)は、2つまたは3つの層、すなわち、最下層としての比較的薄い高伝導性板(12)と、最上層としてのプラスチックシート(16)と、任意の中間層としてのウィック材(14)とから構成される。最下板(12)は比較的高い弾性率を有し、堅いが、変形可能である。それは、好ましくは、アルミニウムなどの金属やプラスチックのシートまたは板から作られる。このヒートパイプ(10)を製造するために、最下層(12)と最上層(16)とをそれらの間のウィック材(14)とともに一列に並べ、3方の端とともに封止する。次いで、液体の冷却剤を加えて第4の端を封止する。この封止はヒートシールにより行われるのが好ましい。ヒートパイプ(10)は、凝縮器として機能する、パイプ端における放熱用のフィン(36)や隆起を含んでいてもよい。蒸発器として機能するパイプの他端は、熱発生要素に最も近く置かれる。代わりの実施例では、付加的なプラスチック層と任意のウィック材層とが最下層の他の露出面に取り付けられる。このヒートパイプは、幅が狭いので、据え付けを促進するために必要に応じて曲げ、そして/または弾性変形させることで、熱発生要素に最も近い存在スペースに据え付けることができる。さらに、このヒートパイプは、同要素の形状に適合させるために曲げることができる。
請求項(抜粋):
熱発生要素を冷却するためのヒートパイプであって、 高い熱伝導性を有する可撓板を含み、比較的高い弾性率を有する最下層と、 ウィック材として機能する材料のシートを含む中間層と、 比較的低い弾性率を有し前記最下層に封止された最上層と、 この最上層と前記最下層との間に収容された液体冷却剤とを含んでいるヒートパイプ。
IPC (2件):
F28D 15/02 102 ,  H01L 23/427
FI (2件):
F28D 15/02 102 E ,  H01L 23/46 B
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭57-002986
  • 電子機器用冷却装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-003046   出願人:ファナック株式会社

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