特許
J-GLOBAL ID:200903044423120048

車輪軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-134835
公開番号(公開出願番号):特開2001-315501
出願日: 2000年05月08日
公開日(公表日): 2001年11月13日
要約:
【要約】【課題】 回転センサを適正位置に精度よく取付けることができる組立ての容易な車輪軸受装置を提供することである。【解決手段】 ナックル1の軸受嵌合孔2に圧入される軸受3の外輪10と内輪11の両端部間にシール装置14を取付け、そのシール装置14の内輪11に取付けられたスリンガにエンコーダ17を取付ける。外輪10の端部外周に嵌合される嵌合筒部21を有するセンサ保持部材20で回転センサ25を支持する。センサ保持部材20を外輪10端部に取付けた状態で軸受3を軸受嵌合部2に圧入し、軸受3の組付けと回転センサ25の組付けを同時に行えるようにして車輪軸受装置の組立ての容易化を図る。嵌合筒部21に設けられた位置決め用突部26をナックル1に形成された位置決め凹部27に係合させて回転センサ25を位置決めする。また、嵌合筒部21に形成された抜け止め片28をナックル1の内周に形成された係合溝に係合して、センサ保持部材20および軸受3を抜け止めする。
請求項(抜粋):
車体に取付けられる固定部材と、車輪が取付けられる回転部材と、前記固定部材に形成された軸受嵌合孔に圧入されて回転部材を回転自在に支持する外輪および内輪を有するシール装置付きの軸受から成り、前記軸受の内輪端部側にリング状のエンコーダを取付け、そのエンコーダに回転センサを対向配置して前記回転部材の回転速度を検出するようにした車輪軸受装置において、前記外輪の一端部に、その外輪の端部外周に嵌合される嵌合筒部およびその嵌合筒部の一端に連設されて外輪端面に衝合される内向きフランジを有するセンサ保持部材を取付け、そのセンサ保持部材で前記回転センサを支持し、前記嵌合筒部の外周に位置決め用の突部と、軸方向に傾斜する弾性を有する複数の抜け止め片とを設け、前記固定部材には軸受嵌合孔の開口端に前記位置決め用突部が嵌合可能な位置決め凹部と、軸受嵌合孔の内周に前記抜け止め片が係合可能な係合溝とを設けたことを特徴とする車輪軸受装置。
IPC (4件):
B60B 35/18 ,  B60T 8/00 ,  F16C 19/52 ,  G01P 3/487
FI (4件):
B60B 35/18 A ,  B60T 8/00 A ,  F16C 19/52 ,  G01P 3/487 F
Fターム (12件):
3D046BB11 ,  3D046BB28 ,  3D046GG04 ,  3D046HH36 ,  3J101AA02 ,  3J101AA32 ,  3J101AA43 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101BA54 ,  3J101FA23 ,  3J101GA03

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