特許
J-GLOBAL ID:200903044423808481
磁束密度が高く、鉄損の低い無方向性電磁鋼板の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-143181
公開番号(公開出願番号):特開平7-097628
出願日: 1994年06月24日
公開日(公表日): 1995年04月11日
要約:
【要約】【目的】 本発明は磁束密度を向上させ、鉄損が低い優れた磁気特性を有する無方向性電磁鋼板を提供する。【構成】 鋼中にSi,Mn,Alのいずれか少なくとも1種以上を重量%で0.10≦Si≦2.50%、0.10≦Al≦1.00%、0.10≦Mn≦2.00%かつ(Si+2Al)≦2.50%、残部Feおよび不可避不純物からなる無方向性電磁鋼板を熱間圧延し熱延板とし、1回の圧延工程で最終板厚とし仕上焼鈍を施すか、もしくは冷間圧延の後仕上焼鈍を施しその後に圧下率2〜20%のスキンパス圧延により最終板厚とする無方向性電磁鋼板の製造方法において、仕上熱延工程における仕上温度を(Ar3 +50)°C以上の温度域としストリップ巻取り温度をAr1 点以上の温度域とし、その後(A1 -50)°C以上〔(A1 +A3 )/2〕未満の温度域にて2分以上3時間以内自己焼鈍することを特徴とする。
請求項(抜粋):
鋼中にSi,Mn,Alのいずれか少なくとも1種以上を重量%で0.10%≦Si≦2.50%、0.10%≦Al≦1.00%、0.10%≦Mn≦2.00%かつ、SiとAlの合計量がSi+2Al≦2.50%を満足し、残部がFeおよび不可避不純物からなるαγ変態を有する成分から成り、この成分のスラブを用い、熱間圧延し熱延板とし、1回の冷間圧延工程を施し次いで仕上げ焼鈍を施す無方向性電磁鋼板の製造方法において、仕上げ熱延後の巻取り温度をAr1 点以上とし、その後、(A1 -50)°C以上〔(A1 +A3 )/2〕°C未満の温度域にて2分以上3時間内自己焼鈍する事を特徴とする磁束密度が高く、鉄損の低い無方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 8/12
, C22C 38/00 303
, C22C 38/06
, H01F 1/16
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