特許
J-GLOBAL ID:200903044432047140
車両の座席背もたれのフレーム、および該フレームをもつ車両の座席
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-172289
公開番号(公開出願番号):特開平9-024756
出願日: 1996年07月02日
公開日(公表日): 1997年01月28日
要約:
【要約】【課題】 事故の際、使用者の胴部にかかるシートベルトによる力を限界内に収める構造の座席背もたれのフレームおよびこれをもつ車両の座席を提供する。【解決手段】 本発明の背もたれのフレームは、2本の側方直立材(8、9)を備えた下部構造(6)と、弓状材(12)がその上に取り付けられている水平なねじり棒(11)を備えた上部構造(7)とから成る。ねじり棒の第1の端末(11a)は、下部構造の2本の直立材の1つに対して回転せず、弓状材の一方の端末に固定されている。第2の端末(11b)は、下部構造の他方の側の直立材に対して自由に旋回するように取り付けられているが、弓状材の他方の端末に固定されている。シートベルトは、上部構造の弓状材に機械的に連結されており、引張り力を受けている時に可塑的に変形されるような寸法になっている。
請求項(抜粋):
車両の座席のための背もたれフレームであって、シートベルト(5)に機械的に接続されている上部を有する該フレームにおいて、前記フレームは、下部構造(6)に取り付けられている上部構造(7)から成り、前記下部構造(6)は、少なくとも第1と第2のほぼ垂直な側方直立材(8、9)を有し、前記上部構造は、前記下部構造の前記の第1と第2の側方直立材にそれぞれ取り付けられている第1と第2の端末(11a、11b)の間に長く延びている水平のねじり棒(11)と、そして次に前記ねじり棒の上に配置されておりかつ少なくとも前記ねじり棒の前記の第2の端末(11b)に固定されている頭部構造(12、14a)とを含み、前記ねじり棒の前記の第1の端末(11a)は前記下部構造の前記の第1の側方直立材(8)に対して旋回しないように、そして前記ねじり棒の前記の第2の端末(11b)は前記下部構造の前記の第2の側方直立材(9)に対して自由に旋回するようになっており、前記上部構造の前記頭部構造(12、14a)は前記下部構造の前記の第2の側方直立材(9)に隣接している部分を含み、前記シートベルト(5)は前記頭部構造の該部分と機械的に接続されており、そして前記シートベルト自体が引張り力を受ける際には該シートベルト(5)が前記頭部構造の前記部分に回転トルクを与え、前記ねじり棒(11)および前記頭部構造(12)はシートベルトが所定の値(F0 )を越える引張り力を受ける時に可塑的に変形するような寸法を有しており、そして前記上部構造(7)はこの時シートベルトに3,500N未満の抵抗力を及ぼす、車両の座席のための背もたれのフレーム。
IPC (3件):
B60N 2/42
, A47C 7/40
, B60R 22/26
FI (3件):
B60N 2/42
, A47C 7/40
, B60R 22/26
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