特許
J-GLOBAL ID:200903044435854675

分解可能な合成重合体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 豊 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-514498
公開番号(公開出願番号):特表平8-509750
出願日: 1993年12月16日
公開日(公表日): 1996年10月15日
要約:
【要約】この合成熱可塑性重合体はその有効寿命中構造的に安定であり、適当な環境に置かれると化学的、光化学的および生分解メカニズムのもとに無害生成物に分解する。熱可塑性ポリマーには安定剤を入れてその製品の有効寿命中構造的、機能的完全性を保持するのに役立たせることができる。熱可塑性ポリマーに入れた生分解性成分と酸化可能な成分と遷移金属添加剤と芳香族ケトンとの相乗作用によって分解が行なわれる。分解過程において生分解性成分は新陳代謝され、熱可塑性ポリマーの表面を露呈させ化学的攻撃にさらす。触媒システムとともに酸化可能な成分は熱可塑性ポリマーを酸化分解させ分解環境において酵素作用を受け易い低分子量の断片を生じる。その結果、熱可塑性ポリマーは無害の生成物に完全に分解する。分解過程を構成する化学的、光化学的および生分解メカニズムは順次または同時に起こり相乗作用して所望の結果をもたらす。
請求項(抜粋):
熱、水中処理および/または微生物からなる自然発生分解力の作用によって無害の生成物に分解可能な合成熱可塑性重合体であって、 (a)長鎖炭素-炭素結合から形成された熱可塑性ポリマー成分と、 (b)この熱可塑性ポリマー成分に混合された生分解性成分であって、自然発生分解力がこの生分解性成分を分解除去して炭素-炭素結合の露出面を増加させ、 (c)自然発生分解力の作用の下に熱可塑性ポリマー成分の露出された炭素-炭素結合と反応する酸化可能な成分と、 (d)合成熱可塑性重合体に可溶であり、酸化可能な成分のための開始剤となる第1遷移金属成分と、 (e)第1遷移金属成分とともに触媒として作用して分解を促進する第2遷移金属成分と、 (f)第1および第2遷移金属成分とともに酸化可能な成分の作用を増強し自然発生分解力の作用の下に熱可塑性ポリマー成分の炭素-炭素結合を分解する酸化促進成分と、 からなる合成熱可塑性重合体。
IPC (20件):
C08L101/00 ,  B01J 23/72 ,  B01J 23/745 ,  C08J 11/04 ZAB ,  C08K 3/00 KAA ,  C08K 5/07 KAQ ,  C08K 5/098 KAR ,  C08K 5/13 KAU ,  C08L 1/00 LAH ,  C08L 3/00 LAU ,  C08L 23/00 KDY ,  C08L 23/00 KEN ,  C08L 23/00 LCA ,  C08L 29/00 LGM ,  C08L 31/00 LHG ,  C08L 33/02 LHR ,  C08L 33/08 LHT ,  C08L 33/10 LHU ,  C08L 71/02 LQD ,  C08L 73/00 LQQ
FI (20件):
C08L101/00 ,  B01J 23/72 M ,  C08J 11/04 ZAB ,  C08K 3/00 KAA ,  C08K 5/07 KAQ ,  C08K 5/098 KAR ,  C08K 5/13 KAU ,  C08L 1/00 LAH ,  C08L 3/00 LAU ,  C08L 23/00 KDY ,  C08L 23/00 KEN ,  C08L 23/00 LCA ,  C08L 29/00 LGM ,  C08L 31/00 LHG ,  C08L 33/02 LHR ,  C08L 33/08 LHT ,  C08L 33/10 LHU ,  C08L 71/02 LQD ,  C08L 73/00 LQQ ,  B01J 23/74 301 M

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