特許
J-GLOBAL ID:200903044446430729

吊橋のケーブル構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池澤 寛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-202906
公開番号(公開出願番号):特開平8-049215
出願日: 1994年08月05日
公開日(公表日): 1996年02月20日
要約:
【要約】【目的】 主ケーブル5の橋軸方向における互いに逆方向の移動を抑制することによって補剛桁7のねじれを防止可能であり、吊橋のねじれ振動数を上昇させ、曲げねじれフラッターに対する耐風安定性を向上可能な吊橋20のケーブル構造を提供すること。【構成】 補剛桁7のねじれ剛性を高めるよりもケーブル構造全体のねじれ剛性を高めてねじれ振動数を上昇させること、およびねじれ振動数を上昇させるために一対の主ケーブル5の間に対角状に水平ステイ21あるいは膜部材を架け渡すことに着目したもので、主塔3に架け渡した一対の主ケーブル5の間に対角状に張り渡した複数本の水平ステイ21を有するとともに、水平ステイ21を少なくとも主塔の間の中央径間の1/4点付近に設けたことを特徴とする。
請求項(抜粋):
橋軸方向において所要の支間をもって設けた一対の主塔基礎部と、この主塔基礎部にそれぞれ起立して設けた一対の主塔と、前記橋軸方向においてこの主塔に架け渡すとともに一対のアンカレッジにそれぞれその両端を固定した一対の主ケーブルと、を有する吊橋のケーブル構造であって、前記一対の主ケーブルの間に対角状に張り渡した複数本の水平ステイを有するとともに、この水平ステイは、少なくとも前記主塔の間の中央径間の1/4点付近にこれを設けたことを特徴とする吊橋のケーブル構造。

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