特許
J-GLOBAL ID:200903044459295170

車両用レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菊谷 公男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-363937
公開番号(公開出願番号):特開平11-183613
出願日: 1997年12月17日
公開日(公表日): 1999年07月09日
要約:
【要約】【課題】 物標からの反射信号が微小でも確実に検出して物標までの距離を計測でき、また距離の計測に依存せずに相対速度が求められるレーダ装置とする。【解決手段】 レーダヘッド10ではトリガパルス発生回路3からの送出タイミング信号に基づき基本周波数f0に対してf1=f0+Δfの周波数変調信号を送受信アンテナ17から送出する。受信信号は差分周波数△fのIF信号に変換され、信号処理部20ではこれをサンプリングして記録回路24で積分し、ドップラ検出回路27でサンプリング値の振幅変化周波数を求める。演算器26がサンプリング結果から反射信号を抽出して送受信間の時間で反射物標までの距離を求め、振幅変化周波数から相対速度を求める。送信信号の時間幅が反射信号波形を1波以上含むようにし、サンプリング間隔を0.5/Δf以下にすることにより、反射信号波形が3点でサンプリングされ、確実に反射信号が検出される。
請求項(抜粋):
一定時間間隔で所定時間幅の電磁波の送信信号を送出するとともに、物標からの反射信号を受信して受信信号を出力するレーダヘッドと、該レーダヘッドが出力する受信信号を所定のサンプリング周波数でサンプリングするサンプリング手段と、該サンプリング手段で検出されたサンプリング値を基に物標からの反射信号を検出する反射信号検出手段と、前記送信信号送出から反射信号受信までの時間に基づいて物標までの距離を求める距離演算手段とを有し、前記レーダヘッドは、受信信号を差分周波数Δfの変調周波数とするとともに、当該変調周波数における反射信号波形が1波以上受信されるように送信信号の前記所定時間幅Δtが設定され、前記サンプリング手段は、サンプリング間隔が0.5/Δf以下に設定されて、反射信号の波形のサンプリング点が少なくとも3点となるように構成されたことを特徴とする車両用レーダ装置。
IPC (2件):
G01S 13/93 ,  G01S 13/50
FI (2件):
G01S 13/93 Z ,  G01S 13/50 B

前のページに戻る