特許
J-GLOBAL ID:200903044475973588

平面及び空間の時系列流体速度計測システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 安形 雄三 ,  五十嵐 貞喜 ,  北野 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-175908
公開番号(公開出願番号):特開2004-020385
出願日: 2002年06月17日
公開日(公表日): 2004年01月22日
要約:
【課題】流体現象は非常に幅の広い空間・時間スケールを含むため、これらの運動を正確に把握するためには、高い空間分解能と時間分解能を有した高精度の流体速度計測装置が必要だが、従来の流体速度計測法では空間分解能と時間分解能はトレードオフの関係にあり、両者を兼ね備えた流体計測装置は存在していなかった。【解決手段】レーザ光をレーザシート生成光学系によってシート状レーザに変換し被測定流体に照射し、微少時間を隔て前記被測定流体内の粒子による散乱光画像あるいは流体の空間的濃淡画像を前記高速度ビデオカメラにより連続撮影し、時間的に連続する2枚の画像から相互相関法により速度ベクトルを算出し、得られた時系列データにフィルタをかけることで誤差を除去することにより、最終的な時系列速度を得ることを特徴とする平面及び空間の時系列流体速度計測システムによって達成される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
レーザの光源と、レーザシート生成光学系と、1台或いは複数台のCCD撮像素子を搭載した高速度ビデオカメラを有する画像取得システムを備えた平面及び空間の時系列流体速度計測システムであって、前記光源から発振したレーザ光を前記レーザシート生成光学系によってシート状レーザに変換し、前記シート状レーザを被測定流体に照射し、前記光源と前記画像取得システムを同期させ微少時間を隔て、前記被測定流体内の粒子による散乱光画像あるいは流体の空間的濃淡画像を前記高速度ビデオカメラにより連続撮影し、時間的に連続する2枚の画像から相互相関法により速度ベクトルを算出し、取得された各速度ベクトル分布に対して各速度定義点における時系列速度をフーリエ変換し、周波数空間においてカットオフ・フィルタ、又は低域フィルタを施し、逆フーリエ変換することにより、最終的な時系列速度を得ることを特徴とする平面及び空間の時系列流体速度計測システム。
IPC (1件):
G01P5/22
FI (2件):
G01P5/22 B ,  G01P5/22 F

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