特許
J-GLOBAL ID:200903044486423814

磁気異方性に優れた希土類磁石粉末の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-182401
公開番号(公開出願番号):特開2000-021614
出願日: 1998年06月29日
公開日(公表日): 2000年01月21日
要約:
【要約】【課題】 優れた磁気特性を有する希土類磁石粉末の製造方法を提供する。【解決手段】 Rと、FeあるいはFeの一部をCo、Niで置換した成分Tと、BあるいはBの一部をCで置換したした成分を主成分とする希土類磁石合金に、非酸化性雰囲気中で室温から温度:500°C未満までの温度に昇温または昇温し保持する?@の昇温工程、水素雰囲気中または水素と不活性ガスの混合ガス雰囲気中で500〜1000°Cの範囲内の所定の温度に昇温し保持する?Aの水素吸蔵処理工程、500〜1000°Cの範囲内の所定の温度で絶対圧:5〜100Torrの水素雰囲気中または水素分圧:5〜100Torrの水素と不活性ガスとの混合ガス雰囲気中に保持する?Bの減圧水素中熱処理工程、500〜1000°Cの範囲内の温度で到達圧:1×10-1Torr以下の真空雰囲気中に保持する?Cの脱水素処理工程および?Dの冷却工程の各工程を施す。
請求項(抜粋):
Yを含む少なくとも一つの希土類元素(以下、Rで示す)と、FeあるいはFeの一部をCo、Niで置換した成分(以下、Tで示す)と、Ga、Zr、Nb、Mo、Hf、Ta、W、Al、Ti、V、Siの内の1種または2種以上(以下、Aで示す)、とBあるいはBの一部をCで置換した成分(以下、Mで示す)を主成分として含有する合金(以下、この合金をR-T-M-A系合金という)を、非酸化性雰囲気中で室温から温度:500°C未満までの所定の温度に昇温、または昇温し保持したのち、水素雰囲気中または水素と不活性ガスの混合ガス雰囲気中で500〜1000°Cの範囲内の所定の温度に昇温し保持することにより前記R-T-M-A系合金に水素を吸蔵させて相変態を促す水素吸蔵処理を施し、引き続いて、水素吸蔵処理を施したR-T-M-A系合金を500〜1000°Cの範囲内の所定の温度で、絶対圧:5〜100Torrの水素雰囲気中または水素分圧:5〜100Torrの水素と不活性ガスとの混合ガス雰囲気中に保持することによりR-T-M-A系合金に水素を一部残したまま減圧水素中熱処理を行い、その後、500〜1000°Cの範囲内の所定の温度で到達圧:1×10-1Torr以下の真空雰囲気に保持することによりR-T-M-A系合金から強制的に水素を放出させて相変態を促す脱水素処理を施し、ついで冷却し、粉砕することを特徴とする磁気異方性に優れた希土類磁石粉末の製造方法。
IPC (5件):
H01F 1/06 ,  B22F 1/00 ,  B22F 9/20 ,  H01F 1/053 ,  C22C 38/00 303
FI (5件):
H01F 1/06 A ,  B22F 1/00 Y ,  B22F 9/20 A ,  C22C 38/00 303 D ,  H01F 1/04 A
Fターム (23件):
4K017BA06 ,  4K017BB12 ,  4K017DA04 ,  4K017EA08 ,  4K017FB02 ,  4K018AA27 ,  4K018BA18 ,  4K018BC01 ,  4K018BD01 ,  4K018CA08 ,  4K018EA01 ,  4K018EA11 ,  4K018KA46 ,  5E040AA04 ,  5E040AA19 ,  5E040BB01 ,  5E040BB05 ,  5E040BD01 ,  5E040HB07 ,  5E040HB09 ,  5E040HB11 ,  5E040NN17 ,  5E040NN18

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