特許
J-GLOBAL ID:200903044493847204

通信制御の二重化システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-294818
公開番号(公開出願番号):特開平10-145456
出願日: 1996年11月07日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】通信制御を中断することなく系切り換えを行うことができる通信制御の二重化システムを提供する。【解決手段】CPU2は内部に共通メモリ21を有し、共通バス3に接続されている通信制御装置1を介して伝送路0上の他の機器と通信を行う。各通信制御装置1は現用系通信制御装置11と待機系通信制御装置12から構成され、それぞれ伝送路0と共通バス3に接続しており同一のステーションアドレスが割り当てられる。
請求項(抜粋):
一つまたは複数の通信回線に複数のノードが接続され、各ノードはCPUと現用系の通信制御装置と待機系の通信制御装置から構成されており、前記CPUが通信回線上の他のCPUと通信を行う場合に、通常時は前記CPUは前記現用系の通信制御装置を介して通信回線上の前記他のCPUと通信を行い、前記現用系の通信制御装置が故障した場合は前記待機系の通信制御装置に切り換えて通信を行う通信制御の二重化システムにおいて、前記現用系及び待機系の通信制御装置は、前記CPUからコマンド及びデータを受け渡されることで他の通信制御装置との論理回線の接続,フレームの作成,送信を行う機能および伝送路からのフレームの受信したときに、前記CPUへの報告および送信元の通信制御装置に対する応答フレームの送信を行う通信プロトコルを持ち、前記他の通信制御装置とフレームの授受を行い、前記現用系の通信制御装置は、前記現用系と待機系の通信制御装置が共通にアクセス可能な場所に前記CPUからのコマンドとデータを蓄える手段と前記通信プロトコル処理の動作状態情報を蓄える手段を有し、待機系は現用系が蓄えた前記情報をもとに前記通信プロトコル処理を途中から開始することで、前記現用系の通信制御装置に障害が発生し待機系に切り換わるとき、待機系は通信プロトコルが中断された箇所から処理を再開し、ノード全体としては通信を中断することなく継続できることを特徴とする通信制御装置の二重化システム。
IPC (3件):
H04L 29/14 ,  G06F 11/20 310 ,  G06F 13/00 353
FI (3件):
H04L 13/00 311 ,  G06F 11/20 310 E ,  G06F 13/00 353 T

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