特許
J-GLOBAL ID:200903044500202737
引戸の電気錠
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
飯田 岳雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-171912
公開番号(公開出願番号):特開平5-340146
出願日: 1992年06月05日
公開日(公表日): 1993年12月21日
要約:
【要約】【目的】 引戸の電気錠の電磁アクチュエータによる施解錠操作と手動操作による施解錠操作を併用できるようにすると共に、作動を確実にする。【構成】 錠箱1内に、鈎型のカマ4の一端を回動自在に支承し、カマ軸5の附近に於けるカマ4の部分に、上下方向に移動可能に案内された作動板6のカマ駆動ピン7を係合させる。一方、作動板6上に連結杆14を、錠箱の側板1a上にトリガー杆21を夫々フロント板3に垂直な前後方向に移動可能に配設し、トリガー杆21をフロント板3外に突出する方向に付勢すると共に、挺レバー23の両端を夫々連結杆14及びトリガー杆21に係合させる。引戸閉鎖時、連結杆14を錠箱から突出させ、戸枠側に設けられたマイクロモータ27に駆動されるラック体28に係合させる。
請求項(抜粋):
引戸の戸先框に装着された錠箱と、この錠箱内に於いて、そのフロント板近くの前方に一端を回動可能に支承された鈎型のカマと、錠箱の側板に沿って上下方向に移動可能に案内され、上記カマ側の端部をカマの支承点附近に係合させると共に、室内側の操作部材に連結された作動板と、この作動板に担持され、フロント板に垂直な前後方向に延在すると共に、その長さ方向に移動可能に案内された連結杆と、錠箱の側板に於いてこの連結杆とほぼ平行に配設され、前後方向に移動可能に案内されると共に、前端部がフロント板を貫通して外方に突出する方向に付勢されたトリガー杆と、このトリガー杆及び連結杆の間に配設され、中央部を錠箱の側板に回動可能に支承されると共に、一端をトリガー杆に係合させ、他端を連結杆に係脱可能に係合させた挺バーと、錠箱の側板に開口した水平な案内孔、及びこの案内孔の前端に連設された鉛直な逃げ孔を有するL型の制御孔と、上記連結杆の側面に植設され、作動板を貫通して上記制御孔に摺動可能に係合した制御ピンと、引戸閉鎖時錠箱のフロント板に対向する戸枠に装着されたストライク板と、このストライク板の裏側に於いて、上下方向に移動可能に案内され、前方に突出した上記連結杆と係合する係合部を形成したラック体と、このラック体と噛み合う駆動歯車と、減速機及びクラッチを介して駆動歯車に連結されたマイクロモータとを有し、フロント板及びストライク板に、上下に移動する連結杆と干渉しないように、上下方向の長穴を開口させたことを特徴とする引戸の電気錠。
IPC (2件):
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