特許
J-GLOBAL ID:200903044501906070
MRI装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-094209
公開番号(公開出願番号):特開平8-266507
出願日: 1995年03月29日
公開日(公表日): 1996年10月15日
要約:
【要約】【目的】EPI法やMTC法のように、RFパルスを非常に短い時間間隔で被検体へ印加したり、従来よりかなり強いRFパルスを被検体へ印加するパルスシーケンスを実行しても、被検体へ発熱による障害を生ずる惧れをなくす。【構成】被検体の直近へRFコイル34a〜34dを配置し、被検体のスライスA又はBを撮像するのに先立って予備計測を行う。予備計測はRFコイル34a〜34dの全てを用いてスライス内の核スピンを励起し、また全てのコイルでNMR信号を受信する。各受信信号は高周波受信器37a〜37dで受信され、信号処理部38で処理され、それぞれが比較され、受信信号の多いものだけが選択される。本計測ではこの選択に対応したRFコイルを用いて送受信を行う。【効果】本計測では予備計測で画像に寄与する信号が得られるRFコイルのみからRFパルスを照射するため、余分なRFパルスを被検体へ照射しないので、被検体が発熱で障害を受ける惧れがなくなる。
請求項(抜粋):
複数のコイルを並列配置して成り、被検体に対するRFパルスの照射と前記被検体から生ずるNMR信号の受信とを行うマルチプル・コイルと、撮像に先立つ予備計測にて、前記複数のコイルの全てを用いて、設定されたスライス内の核スピンを励起するとともに前記スライス内から生ずるNMR信号を受信する手段と、前記複数のコイルの各々で受信された信号を所定レベルを基準として判定し、所定レベル以上の信号を出力したコイルを撮像のための本計測時の送受信用コイルとして選択する手段とを備えたことを特徴とするMRI装置。
IPC (2件):
A61B 5/055
, G01R 33/3415
FI (3件):
A61B 5/05 351
, A61B 5/05 355
, G01N 24/04 520 C
前のページに戻る