特許
J-GLOBAL ID:200903044513543924

数値制御工作機械における干渉チェック装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安形 雄三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-069723
公開番号(公開出願番号):特開平5-233051
出願日: 1992年02月19日
公開日(公表日): 1993年09月10日
要約:
【要約】【目的】 NC工作機械での干渉可能性の高い部材同士の干渉チェックを確実に行なうことができ、処理時間を抑制できる干渉チェック装置を提供する。【構成】 刃物台、工具取付台や工具と、チャックやテイルストックとの干渉チェックに加え、加工に伴って逐次その形状データが変更されて行くワークと、刃物台や工具取付台との干渉チェックも行なう。ワークとの干渉をチェックする際、加工中の工具に隣接する工具も干渉可能性が高いため、干渉チェックの対象としている。
請求項(抜粋):
数値制御工作機械において、全刃物台、全装着工具、前記全装着工具の加工部位の形状データ及び前記全装着工具間の相対位置データを登録する登録手段と;選択中刃物台及び選択中工具を認識する認識手段と;切削中であるか刃物台旋回中であるか、又は切削中でも刃物台旋回中でもないかを判定する判定手段と;前記刃物台、前記工具の形状データ及び位置データを記憶する第1の記憶手段と;切削中であるという判定により、予め登録された刃物台及び選択中工具の形状データから、予め登録された選択中工具の加工部位の形状データを減じたものと、選択中工具に隣接する工具の形状データ及び前記隣接工具の選択中工具に対する相対位置データとを前記第1の記憶手段に記憶させる手段と;刃物台旋回中であるという判定により、予め登録された刃物台の形状データと、軸移動平面内を通過する全工具の形状データとを前記第1の記憶手段に記憶させる手段と;切削中でも刃物台旋回中でもないという判定により、予め登録された刃物台及び前記全装着工具の形状データと、選択中工具に隣接する工具の形状データ及び前記隣接工具の選択中工具に対する相対位置データとを前記第1の記憶手段に記憶させる手段と;ワークの素材形状データを記憶する第2の記憶手段と;工具の加工部位が切削送りにより移動する範囲の形状データを逐次記憶する第3の記憶手段と;前記第1の記憶手段に記憶された各形状データと、前記第2の記憶手段に記憶された形状データとが干渉するか否かを、前記各形状の位置データを基に演算する第1の演算手段と;前記第1の記憶手段に記憶された各形状データと、前記第2の記憶手段に記憶された形状データとが干渉すると判定された場合、前記第2の記憶手段に記憶された形状データから前記第3の記憶手段に記憶された形状データを減じて加工形状データを生成する手段と;前記第1の記憶手段に記憶された各形状データと前記加工形状データとが干渉するか否かを、前記各形状の位置データを基に演算する第2の演算手段と;前記第1の記憶手段に記憶された形状データと前記加工形状データとが干渉すると判定された場合、干渉の発生を報知する信号を生成する手段とを具備したことを特徴とする数値制御工作機械における干渉チェック装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭59-154507
  • 特開平1-121440
  • 特開昭59-158403
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