特許
J-GLOBAL ID:200903044513563623

車両用空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-156515
公開番号(公開出願番号):特開平5-345515
出願日: 1992年06月16日
公開日(公表日): 1993年12月27日
要約:
【要約】【目的】 雨天時などの気温が低く湿度が高いときに、冷却能力が低く設定されることで除湿能力が不足する場合に、窓ガラスが曇ることを防止する車両用空気調和装置を提供する。【構成】 外気温度センサ41、車室内温度センサ42、日射センサ43等の各種センサからの情報より窓ガラスのガラス面温度を推定・算出し、窓ガラスがが曇らない目標吹出空気湿度及びその湿度に対する露点温度を算出する。この条件により要求される冷却能力(結露防止能力)で運転する場合、窓ガラスに曇りの生じない除湿能力を得られる。したがって、設定温度と上記各種センサなどから算出された冷却能力(温度条件能力)が前記結露防止能力以下だった場合、結露防止能力にて冷却機を運転することにより、窓ガラスに曇りが生じることがない。
請求項(抜粋):
加熱能力を制御可能な加熱手段と、冷却能力を制御可能な冷却手段と、外気温度センサと車室内温度センサと日射センサのうち少なくともひとつのセンサからの情報に基づき、予め設定された設定温度に車室内温度を制御すべく吹出し空気温度の目標値を算出する目標温度算出手段と、前記外気温度センサと前記車室内温度センサとから窓ガラスの温度を推定するガラス面温度算出手段と、前記推定されたガラス面温度を露点とする湿度に基づき要求される吹出し空気の湿度を算出し、この算出された湿度の空気の露点温度を算出する吹出し空気要求温度算出手段と、前記吹出し空気の目標温度と要求温度を比較して、低い方の温度を制御温度とする制御温度算出手段と、前記制御温度に基づき前記冷却能力の制御を行う冷却制御手段と、前記制御温度と前記目標温度に基づき前記加熱能力の制御を行う加熱制御手段と、を有することを特徴とする車両用空気調和装置。

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