特許

J-GLOBAL ID：200903044520108443

誘導無線通信装置

発明者： 高山 真人 ,  甘利 康文
出願人/特許権者： ソニー株式会社 ,  セコム株式会社
代理人 (1件)： 船橋 國則
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-026106
公開番号（公開出願番号）：特開平7-221680
出願日： 1994年01月28日
公開日（公表日）： 1995年08月18日
要約：

【要約】【目的】 外部への不要輻射ノイズを増大させることなくアンテナと平行線路との電磁結合による結合レベルの低下を抑えることができる誘導無線通信装置を提供する。【構成】 移動体1の軌道に沿って2組の平行線路2,3を所定の距離隔てて設ける一方、移動体1に取り付けられた2重のループ構造のループアンテナ4を2組の平行線路2,3間に位置させるとともに、ある瞬間にループアンテナ4の各ループに流れる電流の方向が互いに反対になるようにし、電磁結合によってループアンテナ4から平行線路2,3に伝えられた各信号レベルをレベル変換用トランス6の1次側に印加するときに互いに加え合わせた後、地上局側の受信機7へ伝達する。

請求項（抜粋）：

移動体と地上局との間で信号の送受信を行う誘導無線通信装置であって、互いに所定の距離を隔てて前記移動体の軌道に沿って設けられた2組の平行線路と、前記移動体に取り付けられかつ前記2組の平行線路間に配置されたループアンテナと、前記地上局と前記2組の平行線路との間で信号の伝達を行う信号伝達手段とを備えたことを特徴とする誘導無線通信装置。