特許
J-GLOBAL ID:200903044525854615

CDMA通信方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-091573
公開番号(公開出願番号):特開平5-268128
出願日: 1992年03月18日
公開日(公表日): 1993年10月15日
要約:
【要約】【目的】 CDMA移動通信の遠近問題を移動局側送信電力制御により克服しようとする際のもっとも困難な短周期変動を抑圧する。【構成】 フラットフェージングに近い環境で運用されるCDMA通信システムにおいて、基地局の受信アンテナを複数の素子アンテナ(1)で構成し、それらの素子アンテナを空間ダイバーシチ効果が得られる1波長から数波長程度の間隔を有して配置し、それらのアンテナに拡散符号のシンボル長と同じかそれより大きい遅延量(8)を付加して受信することにより、人為的な周波数選択性フェージング環境を生じさせ、これを基地局側に具備されているパスダイバーシチ機能でフェージングによる信号劣化を抑圧する。これを実現する手段として、各アンテナへの給電を光を搬送波とするマイクロ波の光ファイバーフィードで行い、かつ、必要な遅延量を光ファイバーの線路長に差をつける構成とする。本発明によると、短周期変動が大幅に抑圧されるので遠近問題対策のための移動局側送信電力制御が著しく簡易になる。
請求項(抜粋):
符号分割多元接続方式(CDMA)で運用される構内無線やマイクロセル移動通信で、多重散乱波によるフェージング軽減のため受信機にパスダイバーシチ機能が具備されているシステムにおいて、基地局の送信アンテナ又は受信アンテナを複数の素子アンテナで構成し、それらの素子アンテナを空間ダイバーシチ効果が得られる1波長から数波長程度の間隔を有して配置し、それらのアンテナに拡散符号のシンボル長と同じかそれより大きい遅延量を付加して放射することにより、人為的な周波数選択性フェージング環境を生じさせ、これを移動機又は基地局に具備されているパスダイバーシチ機能でフェージングによる信号劣化を抑圧することを特長とするCDMA通信方式。
IPC (4件):
H04B 7/02 ,  H04B 7/26 ,  H04B 7/26 104 ,  H04B 10/00

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