特許
J-GLOBAL ID:200903044534236053

コイリングマシンのスイングカット式線材切断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 由美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-270262
公開番号(公開出願番号):特開平8-108238
出願日: 1994年10月07日
公開日(公表日): 1996年04月30日
要約:
【要約】【目的】 芯金と切断ツールとでコイルばねを所定長に切断して線材から切り離すに際し、切断部にコイル内外周から突出した「かえり」がなく、破断面が奇麗なコンリングマシンのスイングカット式線材切断装置の提供。【構成】 下端部に楔状切刃9aを形成した切断ツール9を取着して上下動可能なスライド12と、スライド12を滑動可能に支持して旋回中心軸14のまわりで揺動可能な首振り台13と、回転軸22に取着される直進カム23及び揺動カム24と、この二枚のカムにそれぞれ当接するスライド12後端のカムフオロア15及び首振り台13に固着のアーム27先端のカムフオロア28とから構成され、二枚のカム形状を変えることにより楔状切刃9aの軌跡が例えばほぼ三角形状等線材の材質・径に対応して最も適したあらゆる切断構成が選択可能な線材切断装置となっている。
請求項(抜粋):
コイリングマシンの成形ツールにより所望の巻き数に成形されたコイルばねを芯金と切断ツールとで切断して線材から切り離す線材切断装置において、上端部に楔状切刃が形成され成形位置のコイルばね内に突出するように前板に取着された芯金と、下端部に楔状切刃が形成され前記芯金と協働で線材を切断する切断ツールと、前記前板に該前板の表面と平行に揺動可能に支持された首振り台と、前記首振り台より反芯金側に離れた位置の前板に貫通するように枢着される回転軸の先端に着脱可能に取着された直進用と揺動用の2枚のカムと、前記首振り台に前記芯金に向かって直線移動可能に設けられ先端部に前記切断ツールが着脱可能に取着され後端部に前記直進用カムに当接する第1カムフオロアが枢支されるスライドと、前記首振り台に一端部が固着され他端部に前記揺動用カムと当接する第2カムフオロアが枢着されるアームと、前記回転軸を駆動する手段と、前記第1カムフオロアが前記直進用カムに当接するように付勢する第1ばねと、前記第2カムフオロアが前記揺動用カムに当接するように付勢する第2ばねとを備えてなり、2枚のカムの形状により切断ツールの楔状切刃の動作軌跡を任意に設定できることを特徴とするコイリングマシンのスイングカット式線材切断装置。
IPC (5件):
B21F 11/00 ,  B21F 3/04 ,  B21F 35/00 ,  B23D 17/02 ,  B23D 23/00

前のページに戻る