特許
J-GLOBAL ID:200903044534360943

結球野菜収穫機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樺澤 襄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-046795
公開番号(公開出願番号):特開平11-239406
出願日: 1998年02月27日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】【課題】 結球野菜Aの下部を挟持する際に弾性変形する弾性挟持体47の上部挟持面部47a 及びこれより突出量の大きい下部挟持面部47b にて結球野菜Aの固く結球する下部を十分に挟持して確実に搬送する結球野菜収穫機を提供する。【解決手段】 走行車体1と、カッター139 と、カッター139 にて根部Bを切断した結球野菜Aを挟持搬送する挟持コンベヤ25とを具備する。挟持コンベヤ25は、対向する内側回行部33にて結球野菜Aを挟持搬送する一対の無端回行体35と、無端回行体35の前側折返し部38を案内する前側案内体39及びテンション部材40と、無端回行体35の後側折返し部36を案内する後側案内体37とを有する。無端回行体35は、対向する内側回行部33にて結球野菜Aを挟持する際に弾性変形して結球野菜Aの下部を挟持する弾性挟持体47は上下に弾性変形可能な挟持面部47a ,47b を有し下部挟持面部47b は上部挟持面部47a より挟持方向に突出して形成する。
請求項(抜粋):
走行車体と、この走行車体の前方に設けられ圃場に植栽された結球野菜を植栽状態でこの結球野菜の根部を切断するカッターを有する切断装置と、前記走行車体に設けられ前記切断装置のカッターにて根部を切断された結球野菜を植栽状態に挟持して前側から後方に向かって搬送する挟持コンベヤを有する搬送装置と、を具備し、前記挟持コンベヤは、互いに反対方向に向かって回行自在に設けられ対向する内側回行部にて前記結球野菜を植栽状態に挟持して搬送する一対の無端回行体と、この一対の無端回行体の前側折返し部をそれぞれ係合してこの前側折返し部を案内する回転自在の前側案内体及びこの前側案内体の内側後方に離間位置してそれぞれの無端回行体の内側回行部をそれぞれ係合して案内する回転自在のテンション部材と、前記一対の無端回行体の後側折返し部をそれぞれ係合してこの後側折返し部を案内する回転自在の後側案内体と、を有し、前記一対の無端回行体は、対向する内側回行部にて前記結球野菜を挟持する際に弾性変形して結球野菜の下部を挟持する弾性挟持体をそれぞれ有し、前記一対の無端回行体の弾性挟持体は、この弾性挟持体に沿って上下に弾性変形可能な挟持面部をそれぞれ有し、下部挟持面部は上部挟持面部より挟持方向に向かって突出して形成する、ことを特徴とする結球野菜収穫機。

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