特許
J-GLOBAL ID:200903044534877083

力率改善形整流装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 葛野 信一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-012402
公開番号(公開出願番号):特開平5-199757
出願日: 1991年01月10日
公開日(公表日): 1993年08月06日
要約:
【要約】【目的】 交流電源を整流し、チョッパ回路を介して出力電圧を負荷に供給する力率改善形整流装置の電源投入直後、急激な負荷減少時なとの電圧急上昇による電圧破壊を防止する。【構成】 チョッパ回路(7)の出力電流を電流検出器(29)で検出し、電圧低下指令器(32)から出力電圧の低下指令信号(32a)を出力し、これに基づいてPWM変換器(33)からPWM信号(33a)が出力される。これを積分器(35)で積分したアナログ信号(35a)を出力電圧信号(12a)に加算し、これと基準電圧信号(13)との偏差を求め、これに正弦波信号(11a)を乗じて瞬時入力電流指令信号(15a)とする。これと電流信号(9a)を比較して得られるパルスと、発振器(17)からのパルス(17a)により定まるNOR回路(19)の出力(19a)によりFET(4)のオン/オフを停止させ、昇圧を停止させる。これにより、電源投入時、負荷切り放し時等に事前に出力電圧を低下させることができる。
請求項(抜粋):
交流電源電圧を整流する整流器と、この整流器の直流側に接続されたチョッパ回路と、このチョッパ回路の出力電圧信号を得てこれと基準電圧との差と、上記交流電源電圧とによって定まるデューティで上記チョッパ回路のスイッチング素子を駆動して上記交流電源電圧以上の電圧を得る昇圧手段と、上記スイッチング素子により上記交流電源の電流を上記交流電源電圧と同位相かつ正弦波に制御する入力力率制御手段を有し、上記チョッパ回路の出力を負荷に供給する装置において、上記負荷に流れる直流出力電流を検出する電流検出器と、この電流検出器の出力から上記直流出力電圧の低下指令を出力する電圧低下指令手段と、上記低下指令によりパルス幅変調信号を出力するPWM変換手段と、上記パルス幅変調信号を積分したアナログ信号を上記出力電圧信号に加算する加算器と、上記直流出力電圧の低下を判断して上記昇圧手段の動作を停止させる昇圧停止手段とを備えたことを特徴とする力率改善形整流装置。
IPC (3件):
H02M 7/06 ,  H02M 3/155 ,  H02M 7/21

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