特許
J-GLOBAL ID:200903044555973406

ガス放電型表示パネル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-288329
公開番号(公開出願番号):特開平5-128964
出願日: 1991年11月05日
公開日(公表日): 1993年05月25日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、視野角が広く、コントラスト比が高く、明るくて見やすく、応答速度が早く、かつ薄型で大画面の表示が可能なOA機器などの表示装置に使用されるガス放電型表示パネルに関するもので、放電開始電圧や放電維持電圧が比較的低く、スパッタによる電極間の絶縁性の低下を大幅に改善するとともに、パネルの寿命特性のバラツキを最小限にすることを目的とする。【構成】 背面基板1に、下地電極2と、この上に陰極3を形成し、前面基板6には、陰極3と直交するように、陽極4を形成し、隔壁5を介して背面基板1と前面基板2とを気密に封止する。前記陰極の材料として、ペロブスカイト型またはK2NiF4型の結晶構造をもつ酸化物導電体を用い、かつAサイトに入る元素を化学量論的な組成よりも過剰な組成になるようにしたものを使用することにより、放電開始電圧や放電維持電圧を比較的低く保ちながら、パネルの寿命特性のバラツキを抑えることができる。
請求項(抜粋):
陰極と陽極とを備え、陰極の材料として化学式、(LaM1)M2O3 (但し、M1はBaまたはSrを示し、M2はCo、Ni、Fe、Mnのうちのいずれかを少なくとも含む)で表わされるペロブスカイト型結晶構造を用い、(LaM1)/M2の比率を1よりも大きくしたことを特徴とするガス放電型表示パネル。

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